赤ら顔をカバーするために色々試してみたけど全然キレイに隠れない。時間が経つと崩れてきて赤みが出てきてしまうなんてことありませんか?
赤ら顔にはグリーンやイエローのコントロールカラーベースがいいと言われていますが、赤ら顔といってもタイプは様々!
赤ら顔のタイプによってが赤みの症状が全く違うので、症状にあったメイク方法でないとキレイにカバーすることは難しいです。
まずは自分の肌はどのタイプの赤ら顔かを見極めて、症状にあったメイク方法でカバーしていきましょう。
目次
1. 赤ら顔をカバーする重要な2つのポイント
赤ら顔をキレイにカバーするには、自分の肌タイプを理解し、それぞれにあったアイテム選びが重要です。
まずはこの2つのポイントを押さえて、アイテム選びから見直しましょう。
1-1. 自分の赤ら顔の症状を知ること
ご自身の赤ら顔はどのタイプなのかそれぞれの肌の特徴をご確認いただき、肌タイプを見極めていきましょう。
敏感肌タイプ:乾燥や花粉・紫外線などによる外的刺激による赤み
元々乾燥肌は水分も油分も足りていない状態なので、バランスが崩れやすい肌質。
そのため肌のバリア機能が低下しがちで、外部の刺激(ほこり・花粉・紫外線)を受けやすい敏感肌に。外部の刺激を受けることで炎症を起こし赤みが出てしまうのが敏感肌タイプの赤ら顔です。
ニキビ肌タイプ:赤ニキビやニキビ跡による赤み
ニキビによる赤みは、ニキビが炎症を起こした状態の赤ニキビが原因です。
赤ニキビがたくさんできた部分は、炎症により発症部分全体の皮膚が赤くなります。炎症が治りニキビが治るまでの間に繰り返しニキビが再発すると、炎症が治まらず赤ら顔状態となります。
脂性肌タイプ:皮脂の過剰分泌による炎症による赤み
原因は様々いわれていますが、脂漏性皮膚炎や脂性肌の方に多いのがこの皮脂の過剰分泌による赤み。
皮脂量が過剰になると、毛穴のつまり、アクネ菌の異常増殖によって炎症を起こしたり、ニキビができる要因にもなります。この肌タイプは毛穴も目立ちやすく、テカりやすいです。
その他タイプ:アトピー・毛細血管拡張症・酒さなどによる赤み
その他のタイプの赤ら顔で代表的なのがアトピー性皮膚炎・毛細血管拡張症・酒さの3つの症状です。
赤ら顔の症状や段階によって使用アイテムなども変わってきますが、こちらでは、大きく2つの肌状態に分けます。
- 赤みがある部分にボコボコ凹凸がある
- 赤みがあるだけで肌表面はなめらか
赤ら顔タイプのチェックリストはこちらチェックしてみてくださいね!
→【医師監修】赤ら顔の治し方!9つの赤ら顔タイプ別改善方法をご紹介
1-2. 赤ら顔をカバーする化粧品選び方
赤みをカバーする重要なアイテムはコントロールカラーとコンシーラーのです。大切なのは赤ら顔をカバーするアイテムと下地の組み合わせになります。
ファンデーション選びはメイクの仕上がりやお好みによって変わってきますので、お好きなファンデーションをお好みで合わせていただくといいと思います。
赤ら顔カバーアイテム
- コントロールカラー
コントロールカラーは様々な肌の色ムラを整えるアイテムです。肌トラブルにあった色み選びが重要です。赤みのカバーによく使用されるのは、赤みの補色であるグリーン。グリーンのコントロールカラーは顔全体にのせるのではなく、赤みがある部分のみに使用するのが基本です。
- コンシーラー
パレット・スティック・リキッドなどのタイプがあります。コンシーラーはカバー力があるので、広範囲ではなくカバーしたい部分にピンポイントでのせて使用するのがオススメ。赤みをカバーするときのコンシーラーの色み選びは、オレンジ系やピンク系は避けてイエロー系を選ぶこと。
また仕上がりだけでなく、メイクのモチを左右するのは【下地】です。
スキンケア後、一番最初に肌にのせるのが下地なので、この下地が肌に合っていないものだとメイク崩れの原因になることもあります。赤ら顔をカバーする際に、下地は重要視されないことが多いですが、一番重要なポイントといっても過言ではありません。
まずはメイクのベースとなる下地は自分の肌タイプに合うものを見つけて、プラスで赤ら顔をカバーするアイテムを使用していきましょう。
2. 赤ら顔のタイプ別おすすめメイク方法
赤ら顔を厚塗りせずキレイにカバーするには、赤ら顔カバーアイテムと下地の選び方がポイントです。
それぞれのタイプにあったオススメのアイテムをご紹介させていただきますので、参考にしてみてください。
2-1. 敏感肌タイプは【保湿&紫外線対策】
肌の乾燥によりバリア機能が低下してる敏感肌タイプは、外部の刺激を受けやすいため、肌をしっかり保湿をし、紫外線や花粉から肌を守ることが大切です。
下地:高保湿UV下地
価格:¥6,000(税抜)
内容量:40mL
UVカット効果:SPF30・PA+++
なめらかになじみ、フレッシュな香りで目覚めるような朝時間クリームのSPF30&ライトタイプ。
日中の紫外線や乾いた空気など外的刺激による乾燥ダメージから守り、肌にみずみずしいうるおいとしなやかなハリを与えます。
赤ら顔カバーアイテム:保湿効果のあるグリーンのコントロールカラーベース
価格:¥3,500 (税抜)
内容量:30g
UVカット効果:SPF15 /PA+
肌色を美しくととのえながら、透明感を引き出すコントロールカラー。
半透明のジェルがとろけるように密着し、気になる色ムラやくすみ、クマなどをナチュラルにカバーしてピュアな肌に仕上げます。
ファンデーション:リキッド・クリームタイプ
使用手順
①顔全体に、高保湿UV下地を塗る
②赤みがある部分にのみグリーンのコントロールカラーをのせる
✔ポイントは赤み部分に点置きし、それを指またはスポンジでキレイになじませます
③リキッドまたはクリームファンデーションを全体的に薄くのせます
✔コントロールカラーでカバーしきれていない赤みが出ている部分だけファンデーション少し重ねます
④上からルースパウダーをのせます。ルースの方がプレストよりも粒子が細かく、少量づつのせることができるため、おすすめ
✔パフではなく、ブラシでのせること!
※花粉時期は、リキッドやクリームのしっとりした質感が残っていると、花粉が付着しやすいため、肌を触った時にサラッとするくらいしっかりとパウダーをのせるのが◎
2-2. ニキビ肌タイプは【コンシーラー使い分け】
ニキビ肌の赤みはニキビの炎症やニキビ跡によるものなので、ニキビがあるポイントごとに赤みがより強く、グリーンのコントロールカラーだけでカバーするのはなかなか難しいです。
ニキビ肌のカバーは、カバー力のあるコンシーラーでしっかりおさえましょう。
ニキビに油分を与えてしまうと悪化する要因にもなるため、オイルフリータイプのコンシーラーが一番いいでしょう。
下地:オイルフリーの下地
オルビス/ニキビ肌用薬用メイク下地 薬用クリアデイケアベース
価格:¥1200(税抜)
内容量:30g
メイクしながらニキビケアができ、透明美肌をかなえる新発想メイクベース。無香料・医薬部外品・アレルギーテスト済み・ノンコメドジェニックテスト済みのオイルフリー処方下地。
赤ら顔カバーアイテム: スティックタイプのコンシーラー(オイルフリー)
価格:¥3800(税抜)
内容量:2.3g
肌の赤みや傷あとなどをカバーするために、頬、鼻、額や顎など、目の下以外であればどこにでも使用できます。
シミや、肌の赤み、傷あとなどをカバーしたい、すべての肌タイプの方へ。
均一でなめらかにファンデーションをのばすことができ、ファンデーションを重ねる際にも最適です。
ファンデーション: パウダータイプ
使用手順
①顔全体にオイルフリーの下地塗る
②スティックタイプのコンシーラーでニキビをカバーする
✔コンシーラーをのせたら、境目を指ではなく、毛足長い柔らかめのブラシでならします
③パウダーファンデショーンをニキビの上はスポンジで抑えるようにのせ、全体的にはブラシでのせていく
✔ニキビの上にファンデーションをのせるときはスライドせず、抑えるようにがポイント
2-3. 脂性肌タイプは【皮脂吸収アイテム】
脂性肌は皮脂を抑えることがメイクのモチを良くし、赤ら顔を長時間カバーできるポイントになりますので、使用アイテムは皮脂を抑える効果があるものを選ぶようにしましょう。
また毛穴が気になりやすい肌タイプなので全体的にのせる下地は毛穴補正効果の高いものを使用することでファンデーションを厚塗りせず、綺麗にカバーできます。
下地:毛穴カバー効果のある下地
価格:¥6000(税抜)
内容量:25mL
UVカット効果:SPF25・PA++
不規則な形の毛穴をしっかり隠す2つの形のカバージェルと、やわらかくのびて、時間が経ってもファンデーションの毛穴落ちを防ぐヴェールネットを配合。
ソフトタンジェリンカラーで、肌を生き生きとフレッシュな印象へ。
赤ら顔カバーアイテム: 皮脂を抑えるグリーンのコントロールカラーベース
価格:オープン価格
内容量:20mL
UVカット効果:SPF20/PA+++
塗った瞬間からシルクのようなさらさら質感に変わる化粧下地。
皮脂吸着パウダーがテカリを抑え、さらさら肌をキープ。肌の赤みを抑え、透明感のある肌に整えるグリーンカラー。
ファンデーション:リキッドタイプ・パウダータイプ
使用手順
①毛穴カバー効果のある下地を全体に塗る
②皮脂を抑える効果のある下地を赤みのある部分にだけのせる
✔赤みのある部分にトントン叩き込むようにのせる
③ファンデーションがリキッドタイプであれば肌に点置きして叩き込むようにのせ、パウダータイプであれば、ブラシで毛穴一つ一つを埋めるようにブラシをくるくるしながらのせていく
④リキッドタイプであれば、ルースパウダーをブラシでTゾーンからのせていく
✔肌を手の甲で触った時に、全体的にさらっと仕上がるくらいしっかりパウダーをのせる
2-4. その他タイプは【グリーンカラーで色味補正】
肌タイプがそれぞれ違うがアトピー肌や酒さなどの敏感な肌質の場合は、下地は敏感肌用のやさしいものを使用し、肌に腫れ上がりなど凹凸のない赤ら顔であれば、まずはグーリンのコントロールカラーで補正しましょう。
下地:敏感肌用下地
価格:¥3500(税抜)
内容量:30g
UVカット効果:SPF50/PA++++
和漢植物エキスでつくられた肌にやさしい日やけ止め。日やけによる赤みをケアする成分配合。
シアバター、和漢植物エキスでうるおいをしっかりキープし、下地効果もあります。
7つのフリー処方で赤ちゃんのデリケートな肌にも◎
赤ら顔カバーアイテム: グリーンのコントロール下地・グリーンのコンシーラー
《赤みがあるだけで肌表面はなめらかタイプ》
価格:¥4500(税抜)
内容量:30g
UVカット効果:SPF40 PA+++
肌色を修正して美しさをキープするメイクアップベース。
赤み補正力のあるグリーンカラーで赤みやニキビ跡をおさえたクールな印象に仕上げてくれます。
価格:¥3,300(税抜)
内容量:5g
和漢植物エキス配合のグリーンコンシーラーで、赤みをカバーしながら、赤みのケアができる優れもの。
リキッドタイプで伸びが良いテクスチャーなのに高カバー力でしっかりと赤みを抑えてくれます。敏感肌でも使いやすい8つの無添加処方でつくられています。
《赤みがある部分にボコボコ凹凸がある》
価格:¥4200(税抜)
内容量:3.5g
頬、唇、目元の気になる色ムラを補正し、プロのアーティストが仕上げたようなフィルターレスな美肌を実現できるアイテムです。
赤みのある部分や、吹き出物、ニキビあとを目立たなくします。唇の赤みや目の下に使って赤みを隠します。
ファンデーション:肌状態に合わせて選ぶ
使用手順
①敏感肌下地を顔全体に塗る
②カバーしたい赤みの部分に凹凸があるか、凹凸はなくなめらかな肌状態かをみて、肌状態にあったものを使用する
③肌に合うファンデーションを使用。この時厚塗りにはならないようにブラシで少量づつ薄く重ねる
3. メイク崩れを防いでモチを良くするコツ
3-1. スキンケアでしっかり保湿
どの肌タイプにも共通しているメイク前のスキンケアのポイントです。
メイク前のスキンケアは何より保湿が大切です。これをしっかりするかしないかでは、メイクのノリやモチが変わってきます。
しかし、スキンケアをただつければいいわけではなく、しっかりと浸透させることも重要なポイントです。
- 化粧水でしっかり水分を与え、十分に保湿する
- ハンドプレスしてスキンケアをしっかり浸透させる
- スキンケア後、表面に残った油分をかるくティッシュオフする
3-2. パフではなくブラシでつける
パウダーファンデーションやルースパウダーをのせるときはブラシで仕上げる方がきめ細やかな仕上がりに。付属のパフでのせると、一番最初に肌に置いたところがしっかりつき、伸ばしたところは薄くなりムラができてしまいます。
また、パフでつけると必要以上の量がつきやすく厚ぼったい仕上がりになってしまうので、これもメイク崩れの原因になります。
ブラシで少量をとり、顔の中心から外側へ少しづつ重ねるのがベストです。
4. メイクが崩れて赤みができた時のお直し方法
肌タイプにあったアイテムでメイクしたけど、それでも日中汗をかいたり、皮脂でメイクが崩れて赤みが出てきた!!っという時のおすすめお直し方法をご紹介。
テクニックいらずでとっても簡単なお直し方法で、崩れてしまった部分をキレイなスポンジで拭き取り、ファンデーションをのせなおすだけの方法です。
お直しに必要なアイテム
- 持ち運び用ミスト化粧水
- 赤ら顔カバーアイテム
- パウダーファンデーション
- 使い捨てスポンジ
お直し手順
①使い捨てスポンジにミスト化粧水をシュッとひと吹き、軽くなじませ、崩れたメイク部分の肌の上を滑らせるように拭き取ります
②使い捨てスポンジの濡れていない面で、拭き取った部分の境目をぼかします
③赤ら顔カバーアイテムを少量とり、赤みが出ている部分に薄く重ねます
④赤ら顔カバーアイテムを塗った部分は、パウダーファンデーションを置くようにのせ、パフに残ったファンデーションで境目をぼかしながらのせます
〜お直し完了〜
5. まとめ
いかがでしょうか?赤ら顔だからといっても、どの赤ら顔カバーアイテムや下地を使うかによって仕上がりやモチも変わってきます。
そしてアイテムによってメイク方法も変わってくるので自分の肌にあった方法を見つけることが大切です。赤ら顔がメイクで全然隠れない!とお悩みの方は、まずは今使っている下地から肌に合っているのか見直してみましょう。
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