肌に優しい無添加化粧水が欲しいけど、実際どうやって選べば良いかわからないとお困りではありませんか?
無添加化粧水であれば、肌に優しく低刺激と思われがちですが、実は無添加化粧水すべてが肌に優しいわけではないんです。
そもそも「無添加」には規定がなく、例えばアルコールなど特定の物質がひとつ使用されていないだけでも「無添加」と言えるのです。
なので、無添加であればどれでも良いというわけではありません。
たくさんある化粧水の中でも無添加化粧水として販売しているものは数多くあり、どれを選ぶべきか判断するのは非常に難しいことです。
そこで、こちらの記事では、本当に低刺激な敏感な肌の方でもご使用いただける無添加化粧水の選び方とおすすめの無添加化粧水をご紹介していきます。
1. 無添加に明確なルールはない
実は無添加化粧品と名乗るのに、明確なルールは存在しません。
パラベンや着色料など何らかの成分(主には旧表示指定成分)がひとつでも配合されていなければ、無添加といって良いのです。
つまり世間にある大半の化粧品は無添加に該当するのが事実です。
そのため無添加化粧水と名乗っていても肌に優しくないものはたくさんあります。
添加物が全部が全部ダメっというわけではありませんが、アレルギーを起こす可能性がある添加物など、できるだけ避けたほうが良いものもあるので、次章で無添加化粧水を選ぶ際のポイントをご紹介しています。
2. 無添加化粧水選びのポイント
無添加化粧水を探すと世間にはたくさんあります。
ですが、正しい知識を知っていないと本当に肌に低刺激な無添加化粧水を見つけることは難しいです。
まずは本当に肌に優しい無添加化粧水選びのポイントをご紹介していきます。
2-1. 5つの添加物が配合されていない
1章でお話ししたように、主には旧表示指定成分など、なんらかの成分がひとつでも除かれていれば、無添加化粧水いえます。
しかし、肌質が敏感という方、肌にできるだけ低刺激な化粧水をお探しの方にはご紹介する5つの成分が配合されていないものをおすすめします。
添加化粧水の大半は、「○○フリー」などと記載されているので、これらが配合されていないかを確認するようにしましょう。
- アルコール
- パラベン
- 着色料
- 香料
- 鉱物油
【アルコール】
化粧品でいうアルコールとは、エタノールを指します。エタノールは、浸透を感じやすく使用感も良い成分ですが、敏感肌やアトピー肌には刺激を感じやすい傾向があります。
【パラベン】
パラベンは防腐剤です。データ上では安全性が高い成分のひとつではありますが、人によってはアレルギーを持っている人もいます。
【着色料】
色素には、「顔料」と「染料」の2種類があります。
なかでも染料については着色剤の粒子がとても小さく肌の凹凸に入り込みやすいです。タンパク質と結合しやすく色素沈着やアレルギーになりやすいたのリスクがあるため、避けるようにしましょう。
【香料】
香料は大きく分けて、天然から抽出する天然香科、化学合成で作られる合成香料(使用される香料は大半がこれにあたります)とそれらを調香技術で調合した調合香料に分類されます。なかでも天然香料は、多数の物質を含んでいる分、合成香料よりも刺激もアレルギーリスクも高いです。
【鉱物油】
鉱物油は、ミネラルオイルです。石油から作られた成分で、以前は肌に刺激になる不純物なども含んでいたが、昨今では精製度が高く安全性が高くなってきました。しかし、強力な脱脂作用があるため乾燥を招くことがあります。
2-2. パッチテストまたはアレルギーテスト済である
避けるべき添加物を紹介しましたが、さらに安心度が上がるポイントは、パッチテスト済みまたは、アレルギーテスト済みのものを選ぶことです。
パッチテスト済みとは、化粧品安全性試験でパッチテストを行い、一定の安全性を担保できた製品表示。アレルギーテスト済みは、ヒト皮膚に対する原料や商品のアレルギー性を評価しています。
この2つのテストは、必ず「※すべての方にアレルギーや肌トラブルが起こらないということではありません。」という表記が書き加えられており、その説明同様にすべての方がトラブルが起こらないわけではありません。
しかし、テストを実施されていない商品よりも、肌に刺激となる可能性が低いので、参考までにチェックするようにしてみてください。
2-3. セラミドが配合されている
セラミドは皮膚の角層で、肌のバリア機能を司っている成分です。
肌に不足すると肌のバリア機能が弱まってしまい肌荒れしやすくなると言われているので、積極的に化粧水でも補給したい成分です。
またセラミド自体が水分を抱え込んで離さない性質があり、高保湿成分なので、セラミド配合の方が効率的に肌を保湿することができます。
低刺激かつ、肌に重要なバリア機能をサポートできるセラミド配合のスキンケアを選ぶことが、肌に本当に優しいスキンケアとなりますので、ご紹介した3つのポイントを抑えて選んでみてくださいね。
3. おすすめ!セラミド配合の無添加化粧水4選
ご紹介した5つのポイントを抑えた低刺激な無添加化粧水を厳選しましたので、ぜひ無添加化粧水をお探しの方は参考にしてみてくださいね。
3-1. 白漢しろ彩 /ラメラローション
天然ヒト型セラミド配合!バリア機能を高める無添加和漢化粧水
価格:5,600円(税抜)
内容量:100mL
無添加成分:アルコール・パラベン・フェノキシエタノール・香料・着色料・鉱物油・パッチテスト済み
ご紹介したポイントをバッチリおさえた処方の化粧水です!
肌はラメラ構造という水と油の層でできていますが、その肌構造と同じラメラ構造で100%できているので、肌への浸透性が良いだけでなく、バリア機能を高める効果があります。
また、2種類のセラミド配合で高保湿になります。
とても浸透力の高い化粧水です。少しとろみがあるので、塗る前に液だれしたりしません。
ぐんぐん肌に入っていきます。使用してみて、肌がきめ細かくなった気がします。
化粧水はいろいろ試してきましたが、こちらはかなり高評価です。
口コミ引用元:@コスメ
3-2. エトヴォス/モイスチャライジングローション
お肌のうるおい、保水力に着目した保湿化粧水
価格:3,200円(税抜)
内容量:150mL
無添加成分:シリコン、パラベン、界面活性剤、鉱物油、合成香料、着色料不使用
肌にうるおいを潤沢に与え、肌の水分をキープする化粧水です。
こんにゃく由来の美容食品成分であるグルコシルセラミド、保湿力の高いリピジュアが配合されていますので、敏感肌に嬉しい成分です。
アルコールは入っていますが、その他の刺激成分が少ないため、おすすめとしてご紹介しています。
ヒアルロン酸・セラミドたっぷりの化粧水。とろ~んとしたテクスチャでこれはかなり保湿性が高いですね。
でも、塗ったあとは結構肌さらっとしてます。変にベタつきがないからいい。
肌への浸透力がいいんですかね!肌の内側も水分がある感じでみずみずしいですよ。
口コミ引用元:@コスメ
3-3. アルージェ/モイスチャー リッチローション(とてもしっとり)
6つの無添加!ビオセラミド配合の薬用保湿ローション
価格:2,500円(税抜)
内容量:120mL
無添加成分:無着色・無香料・無鉱物油・界面活性剤不使用・ノンアルコール・パラベンフリー・アレルギーテスト済・パッチテスト済み・コメドテスト済み・旧指定成分無添加
肌荒れを抑える有効成分のダブル配合に加え、角層の保湿因子に着目した3種の保湿成分配合されています。
また、保湿成分ビオセラミドなどが角層をうるおし、セラミド産生をサポート。
こっくりとしたテクスチャーなのにすばやく浸透し、肌をうるおいでみたします。
他の化粧水を試しても、いつもアルージェに戻ります。
サッパリ、しっとり、とてもしっとりを全部使ってみましたが、季節問わず肌が乾燥しやすいので、とてもしっとりがいちばん肌に合います。
はじめは、なんだか吸い込まない感じもしますが、しっかり手のひらで押さえ込むとモチモチになります。
口コミ引用元:@コスメ
3-4. ヒフミド/エッセンスローション
3種のセラミド配合のハリを与える化粧水
価格:3,000円(税抜)
内容量:120mL
無添加処方:エタノール・パラベンフリー・無香料・無着色
肌へうるおいを与え、豊かなハリを目覚めさせる化粧水。ヒト型セラミドを3種配合し、高保湿成分として知られるリピジュアを配合。
厳選した保湿成分が、角質層のすみずみまで行きわたり、弾むようなハリ感と、 しっとりと肌が吸いつくような感触の肌へと導いてくれます。
中学のときからずっと肌荒れがひどく、色々な化粧水を試してきました。ですがどれも良くならず、もう体質なのかと諦めてました。
今年に入ってからはさらに悪化し、少しでも改善できないかと調べていたところ、ヒフミドを知りました。
使用して2週間ほどですが、私にはヒフミドが合うのか、繰り返し出来ていたニキビが本当に出来にくくなりました。出来たとしてもすぐに治ります!
肌にはセラミドが大事なんだなと実感しています。
口コミ引用元:@コスメ
4. 2000円以下!プチプラ無添加化粧水4選
肌に優しいのが良いけど、ドラッグストアなどで手軽に手に入り、かつプチプラで良い無添加化粧水をお探しの方も多いようなので、2000円以下で厳選したプチプラ化粧水をご紹介します。
また、プチプラの無添加化粧水になるとセラミドが配合されているものが少ないため、購入する際は、全成分表示をチェックしてみましょう。
ご紹介している化粧水の中でもセラミドが配合されていないものを含んでいます。
4-1. 無印良品/化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ
コスパ最強プチプラで大人気!無印良品の敏感肌化粧水
価格 638円(税抜)
内容量 200mL
無添加処方 無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済み
乾燥が気になる敏感肌にうるおいをたっぷり与えて保護します。
肌保護成分のスベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、保湿効果の高いリピジュアR(ポリクオタニウム-51)、ヒアルロン酸を配合。
プチプラなのであまり期待せずに購入しましたが いい意味で予想を裏切られました。今までお高い化粧水を使っていたのに引けを取りません。
季節の変わり目にはお肌の調子が乱れますが 今年は今の所 調子が良いです。お安いのでたっぷり使えるのもポイント高いです。
口コミ引用元:@コスメ
4-2. 肌をうるおす保湿スキンケア/保湿浸透水モイストリッチ
素材選び・製法にこだわった無添加ブランド化粧水
価格:900円(税抜)
内容量:110ml
無添加成分:アルコール(エタノール)・パラベン・香料・着色料・鉱物油不使用
とろみのある質感で肌になめらかになじみ、潤いを与える高保湿化粧水。
角質層の機能を助ける大豆由来成分と5種類のセラミドに加え、肌表面に水分を保つヒアルロン酸を配合しました。しっとり潤う肌に整えます。特に乾燥が気になる方におすすめです。
セラミド配合でお手頃な化粧水を探していたところ、 こちらが一番良さそうだったので購入してみました。
とろみのある液ですが、嫌なベタつきが残ることはありません。
コットンや手で丁寧につけていくことで、徐々に肌に浸透して保湿されていく感じが分かります。
アルコールやパラベン、香料等が入っておらず低刺激なので、肌が荒れているときでも安心して使えるところが嬉しいです。
口コミ引用元:@コスメ
4-3. 天使の美肌工房/天使の美肌水 しっとりタイプ
全成分が水・尿素・グリセリンのみのシンプル処方化粧水
価格:680円(税抜)
内容量:310ml(レギュラーサイズ)
全成分:水・尿素・グリセリン
さっぱりとした使い心地のタイプと、しっとりとした使い心地のタイプがある無添加全身化粧水。
成分が尿素とグリセリンだけなので、赤ちゃんから大人まで、顔をはじめ全身に使えます。
尿素が肌のうるおいを保ち、グリセリンが肌の保湿力を高めます。
※防腐剤無添加の為、開封後は2ヶ月を目安にお使いください
普段のスキンケアはこれだけです。肌の調子が悪い時も安心して使えます。
ほぼ毎日メイクをして色々つけてるので、すっぴんの時くらいはシンプルなスキンケアで余計なものはつけないのが自分の肌にはあっていて、月に1本ペースでリピしてます。
全身に使えてベタベタしないのに潤ってくれます。
口コミ引用元:@コスメ
4-4. チューンメーカーズ/原液保湿水
保湿成分の原液を高濃度配合した無添加化粧水
価格: 2,000円(税抜)
内容量:120ml
無添加成分:無着色・無香料・無鉱物油・アルコールフリー・パラベンフリー・旧指定成分無添加
原液を混ぜて作った、シンプルな化粧水です。
セラミド、ヒアルロン酸、ハチミツ、コラーゲン、ローヤルゼリーを独自のうるおい比率で調合しました。
肌の奥まで浸透し、乾燥が気になる肌もうるおいを蓄えたしっとり柔らかな肌に導きます。
お肌の救世主です…!笑 乾燥で赤くただれ粉吹きまでして酷い状況でしたが、こちらを使い初めてお肌が復活し感動しました!!(*´∇`*)
少しとろみがあり浸透も良く、敏感肌でも全く染みませんでした♪
このシリーズのセラミド200も購入しましたが、個人的にはこちら1本で充分潤いました。美容液として使うのもありかもしれないです!
とても気にいったのでこれからリピートさせて頂きます!!
口コミ引用元:@コスメ
5. まとめ
いかがでしょうか?ご自身に合いそうな無添加化粧水は見つけられましたか?
「無添加」というとすべてが肌に優しい印象を持ってしまいがちですが、何が無添加なのかというのをチェックするべきです。
ご紹介できていない化粧水で良さそうな無添加化粧水を見つけた際は、何が無添加なのか?というのをしっかりと確認するようにしましょう。
また肌に優しいスキンケアというのは、使用するスキンケアも重要ですが、肌に負担をかけないスキンケア方法を行うということも大切なので、正しいスキンケア方法を身につけるようにしましょう。
肌に負担をかけない正しいスキンケア方法について、詳しくはこちらの記事でご紹介していますので、合わせてご覧くださいね。
コメント