【医師監修】美容効果が期待できるフラバンジェノールを徹底解説

【監修】三宅 真紀先生

ブルーベリーの画像

ビタミンCの約600倍にも及ぶ高い抗酸化力を発揮するフラバンジェノール 。

ビタミンCの約600倍の抗酸化力ってすごそうだけど、何がどうすごいの?って思う方もいると思います。

また、フラバンジェノール はエイジングケアにもとても良い効果が期待できると言われていますが、実際にはどのような効果があるのか気になるところですね。

そこで、この記事ではフラバンジェノール の効果についてわかりやすくご説明していきます。

 

1. フラバンジェノール について簡単おさらい

フランス海岸松の画像

 

フラバンジェノール は、フランス南西部LANDES地方産の海岸松の樹皮から抽出した抽出物です。

簡単にいうと、松の木の皮から抽出したもの

フランス南西部LANDES地方のフランス海岸松は、海から吹く強い風と強い紫外線を1年中受けているため、樹皮の腐敗や酸化から身を守る力を秘めています。

この強い生命力を持っているフランス海岸松は、日本の松の樹皮の厚さと比べると、約2倍もの厚みがあるそうです。

そしてそこから独自の製法によって抽出されたのが『フラバンジェノール 』です。

フラバンジェノール がすごいと言われている理由は、ポリフェノール の一種OPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)が豊富に含まれているからです。

このOPCこそがビタミンCの600倍もの抗酸化力を発揮してくれるのです。

美容効果や血管への効果などたくさんの試験を行い、その確かな効果から欧米では医薬品に配合され、広く利用されています。

すでに、フラバンジェノール がなんとなくすごい成分のような気がしていると思いますが、ここでフラバンジェノール の効果について徹底的にご説明していきます。

フラバンジェノール の効果は、大きく分けると美容の効果・血管への効果が期待できます。

その他の効果もありますが、この記事では、特に美容に関連するこの2つの効果について詳しくお話ししていきます。

 

1-1. 「フラバンジェノール」 と「ピクノジェノール」の違い

フラバンジェノール を知っている方は、おそらくピクノジェノールについても聞いたことがあるかもしれません。一体何が違うの?と気になられる方も多いと思うので、ご説明します。

フラバンジェノールとピクノジェノールの成分は、どちらもフランス南西部の海岸松の樹皮から抽出した抽出物で、素材自体は同じものです。

同じものなのに、2つの名称がある理由は、商標登録した会社が2つあるためです。

フラバンジェノールは日本の東洋新薬の商標登録で、ピクノジェノールはスイスのホーファーリサーチ社です。

 

1-2. フラバンジェノール の安全性

フラバンジェノール について色々調べていると「副作用」という言葉が出てくることがあります。

そもそも「副作用」とは、薬に対して起こる有害な作用のことをいいます。

フラバンジェノール は薬ではないので、副作用ということ自体ありません。

フラバンジェノールって体に害はないの?と不安な方もいらっしゃると思いますが、フラバンジェノールは東洋新薬の商標登録であり、安全性についても数多くの試験を行い確認されている成分ですので安心していただいていいのではないかと思います。

 

2. 美容の効果

女性が一番気になる美容に対しての効果はどうなのかをご説明します。

2-1. コラーゲンと摂取するとより効果的

そもそもコラーゲンは体内の全タンパク質の1/3を占めています。コラーゲンはタンパク質のひとつとして、皮膚として外部刺激からの保護、骨として身体全体の支持など様々な機能を果たしています。

コラーゲンは様々な食品などにも含まれている成分ですが、コラーゲンを効果的に摂取するには、ビタミンCが不可欠なのです。

ですが、フラバンジェノール はビタミンCがなくとも、コラーゲン単独で摂取するより、フラバンジェノール と組み合わせて摂取する方がより効果的という試験結果がでています。

なので、フラバンジェノールとコラーゲンを一緒に摂取することで、コラーゲン生成が促されるということなのです。

 

2-2. 紫外線によるにシミ・シワ形成抑制作用

人は加齢とともに老化します。皮膚の老化には大きく分けて2つの要因があると言われ、ひとつは加齢により生じる整理的老化、もうひとつは、紫外線によって生じる光老化です。

光老化は、皮膚老化の要因のうち8090%を占めており、長年にわたり紫外線を浴び続けた結果、顔や手、背などに現れるシミや深いシワ、または皮膚ガンなどの皮膚の老化現象です。

フラバンジェノールによって、光老化によるシミ・シワ形成抑制効果があることが確認されています。

 

2-3. シミ・シワ・くすみなどの皮膚症状改善作用

フラバンジェノール の皮膚症状への作用として、血流改善作用が皮膚症状改善作用にも大きく影響しています。

血液循環によって皮膚に必要な栄養や水分が供給され、同時に皮膚の老廃物が排出されます。

そのため、血液循環が改善されると、皮膚表面の新陳代謝が活性され、皮膚の弾力やなめらかさが保たれるので、健康的な肌になれるのです。

また、フラバンジェノールにはビタミンC600倍もの高い抗酸化力があり、シワ・シミの予防効果もあります。

これらの内容は様々な試験によって検証されており、フラバンジェノール にはシワ・シミ・くすみなどの肌症状を改善する効果が期待できます。

 

3. 血管への効果

冷え性や肩こり、むくみなどの作用に関わってくる血管への効果についてご説明します。

3-1. 抗酸化作用

「抗酸化」とは《体をサビさせない》ということです。

体内の細胞が「酸化」してしまう《体をサビさせてしまう》原因は「活性酸素」によって起こります。

私たちが吸っている空気の約20%は酸素で、多くは体の中でエネルギーになります。取り入れた酸素の約2%が「活性酸素」になりますが、その全てが体に悪影響を及ぼすわけではありません。

ほとんどは体内に侵入した細菌から強い酸化力で体を守ったり、酵素の働きを促したりと健康を維持する働きがあります。

ただし量が増え過ぎてしまうと、酸化力が強すぎて細胞にダメージを与えてしまいます。

この「酸化」がいわゆるサビのようなもので、シミ・シワ・くすみなどの老化や、また生活習慣病などを引き起こすことに。

活性酸素は普通に生活しているだけでも作られるので、ある程度の酸化は仕方ないと考えられていましたが、「抗酸化力」を高めることで、活性酸素の発生を抑えたり、酸化を抑えたり、また活性酸素によるダメージを修復することができます。

しかし、この抗酸化成分は年齢とともに減少する傾向があるので、工夫が必要です。

そしてフラバンジェノール に含まれているポリフェノール の一種OPCには、水溶性の抗酸化物質に分類されることから、体内から摂取することで、速やかに吸収され血中で抗酸化作用を発揮することが期待できるのです。

 

3-2. 血流改善作用

血流改善作用には、末梢循環状態の改善により、冷え性・肩こり・むくみ改善の効果が期待されています。

末梢循環状態の改善については主にこれらの改善が期待できます。

 

血液の流動性を高める

人は身体機能を正常に保つ要因のひとつとして、末梢循環(動脈)に詰まりなどなく、狭くなっているなどの問題がない円滑な状態の維持が挙げられます。

この円滑な循環を維持するために、不可欠な要素として血液の流動性が挙げられており、フラバンジェノール は、この血液の流れを良くしてくれる作用が期待されています。

 

赤血球の変形を防ぐ

血液内の赤血球は外部から刺激や力を受けると、簡単に変形するといわれています。

この赤血球の変形は、毛細血管を通過する際に影響を与え、変形していない通常の赤血球であればスムーズに流れることができますが、変形している赤血球は末梢循環状態に影響を与えるとも考えられています。

フラバンジェノール には、変形した赤血球を改善する作用が期待されます。

 

血管を拡張する

円滑な循環のためには、血液の流動性と血管の運動性が両軸となります。その中でも重要視されているのが、細動脈の弾性です。

フラバンジェノール を摂取することで、この細動脈の拡張が期待できます。

 

手足などの末梢血流改善

血液は、全身に酸素や栄養素を運ぶだけでなく、細菌やウイルスの撃退など、生命を維持するうえで欠かせない役割を担っています。

血液が全身をスムーズに流れていると、頭のめぐりや血行が良くなりますが、血流が滞ると記憶力や集中力の低下、手足の冷えや肩こりなど、様々な不調につながります。

フラバンジェノール はこの血液の流れる速度を向上させる効果が期待できます。

 

3-3. その他の効果

血液の循環が改善されることで期待できる作用は他にこの2つが挙げられます。

 

メタボリックシンドローム

フラバンジェノール 摂取することで、抗肥満作用、コレステロール値改善作用、血圧上昇抑制作用、食後血糖値上昇抑制作用が期待できます。

 

口内環境

口腔内の血流が滞ると、歯肉への栄養補給機能の低下に伴い、歯肉の修復機能や細菌への抵抗力が低下し、口腔内の疾患につながる恐れがあります。

フラバンジェノール を摂取することで、口腔内血流改善作用、口臭抑制作用が期待できます。

 

4. フラバンジェノール は何で摂取できるのか?

こんなにもたくさんの良い効果が期待できるフラバンジェノール ですが、一体何から摂取できるのか気になりますよね。

フラバンジェノール配合の製品は、あまり種類は多くはないですが、スキンケアや清涼飲料水、サプリメントなどで摂取できます。

 

4-1. フラバンジェノール はサプリから摂取がおすすめ

フラバンジェノール の効果を最大限に感じていただくのにオススメは、サプリメントです。

スキンケアなどでの外側からのケアも良いですが、フラバンジェノールについての効能試験の大半は飲用した際のデータがほとんどです。

そのため、より効果を体感しやすい方法としては、飲用することできるサプリメントが良いでしょう。

 

4-2. 効果的な摂取方法

フラバンジェノール はコラーゲンと一緒に摂取することで、コラーゲンの生成が促されるということが確認されています。

そのため、フラバンジェノール をサプリなどで摂取する際は、コラーゲン配合のものを選ぶか、別でもコラーゲンを摂取できるサプリなどと一緒に摂取するとよいでしょう。

 

 

5. まとめ

フラバンジェノール の効果についてご理解いただけましたでしょうか?

フラバンジェノール の美容効果としては、コラーゲンと摂取することでのコラーゲン生成促進、紫外線によるシミ・シワ抑制、血液循環作用によるシミ・シワ・くすみの改善です。

これらの効果がエイジングケアに最適と言われり理由です。

それ以外にも血管への効果として、ビタミンC600倍とも言われる抗酸化力、冷え性なども改善する効果が期待できす血流改善などあらゆることに効果が期待できます。

ぜひ興味が湧いたという方は、お試しいただきたい成分ですね。

【医学誌掲載】敏感肌の原因「バリア機能の低下」をケアする和漢化粧水

敏感肌で肌に合う化粧品があまりないと悩んでいませんか?

多くの女性が悩んでいる敏感肌の原因は「バリア機能の低下」が関係しています。

実は、その敏感肌の原因である「バリア機能」をケアして、肌質を整えてくれる化粧水があるんです。

それが!肌構造と同じラメラ構造でつくられた4種の和漢植物エキス配合の敏感肌化粧水「白漢しろ彩」です。

 

白漢しろ彩ラメラローションの画像

  • 医学誌掲載!医師の91.8%が使い続けたいと回答!
  • アルコール、パラベン、フェノキシエタノール、香料、着色料、鉱物油不使用の無添加処方
  • 肌への安全性を臨床試験済み
  • お肌に合わなかった時は『30日間返金保証』付き

【監修者】三宅 真紀先生

コメント