ゆらぎ肌は一時的な敏感肌状態!改善するためのスキンケア方法を解説

肌を気にかけている女性の画像

いつも通りのスキンケアをしているのに、最近なんだか肌がヒリヒリしたり、かゆみがでたり肌の調子が悪い。

それは、もしかすると季節的要因やストレス、ホルモンバランスなどによって肌がゆらいでいる状態かもしれません。

この肌がゆらいでいる状態は「ゆらぎ肌」と言われています。

「ゆらぎ肌」ってなんとなく聞いたことはあるけどどんな肌なの?っと思われている方は多いと思います。

そこで、この記事では、「ゆらぎ肌」の肌状態、原因、改善するためのケア方法について解説します。

ゆらぎ肌は、通常の肌よりも敏感な肌状態です。

最近肌の調子が悪いな〜っと思ったら、肌に負担をかけないようにスキンケアを見直してみたり、いつもよりゆっくり休む時間をとれるように調整してみたりと、外側と内側からのケアを行うようにしましょう。

1. ゆらぎ肌とは?

ゆらぎ肌のイメージ画像

「ゆらぎ肌」について、なんとなく季節の変わり目などに雑誌やテレビなどで見たことがあるけど、どんな肌なのか詳しくは知らないという方のために、ゆらぎ肌についてご説明します。

 

1-1. 一時的に敏感肌になっている状態

ゆらぎ肌は、花粉や紫外線、寒暖差による外的刺激やホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが原因となって肌が敏感な状態です。

今までは普通に使用できていたスキンケアが突然肌にしみるようになったり、肌がカサカサ乾燥してしまったりなど、外的要因や内的要因によって肌状態が一時的に敏感で不安定な状態を、ゆらいでいる肌=ゆらぎ肌と呼ばれるようになりました。

また、ゆらぎ肌は春先などの季節の変わり目に症状が出ることが多いです。

その原因としては、冬の乾燥ダメージを引きずった肌状態で、春先の花粉や紫外線などの外的刺激によって肌がダメージを受けたり、昼夜の寒暖差によって肌が刺激を受けてしまうことが考えられます。

 

1-2. ゆらぎ肌になる原因はバリア機能の低下

ゆらぎ肌は、乾燥や紫外線、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどが影響していると考えられていますが、これらの要因によって肌のバリア機能が低下することが、ゆらぎ肌の根本の原因になります。

肌のバリア機能とは、肌の水分量を保ち、花粉などの外敵刺激から肌を守ってくれる肌の機能です。

通常、肌トラブルの少ない健康な肌状態であればバリア機能が正常に機能している状態ですが、このバリア機能は外的要因・内的要因によって低下してしまうことがあるのです。

 

バリア機能の低下すると刺激に弱い肌になる

バリア機能が低下した肌は、花粉や雑菌などの大気物質などから肌を守ることができなくなり、それらが肌に侵入することで肌が炎症を起こしヒリヒリしたり、通常であれば問題なく使用できる化粧品成分に対してアレルギー反応のようなものを起こしてしまうことがあります。

また、バリア機能の低下が原因であれば、敏感肌と何が違うの?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

分かりやすく言うと、敏感肌は季節的要因でさらに悪化することもありますが常に肌質自体が敏感な状態で、ゆらぎ肌は季節の変わり目など一次的な敏感肌状態を指しています。

元々が敏感肌ではないのに、季節の変わり目だけ敏感肌のような症状があるという方が、ゆらぎ肌になりますね。

 

1-3. 季節の変わり目にバリア機能が低下する要因

ゆらぎ肌の根本原因が、バリア機能とわかったところで、季節の変わり目などにバリア機能が低下する要因について解説します。

 

空気中の乾燥

空気が乾燥しているイメージ画像

夏から秋冬へ向けては、エアコンや紫外線によるダメージによって肌が乾燥している状態、冬から春先へ向けては、冬の空気中の乾燥や暖房器具による乾燥によって、乾燥度合いが悪化してしまいます。

乾燥というと冬場のイメージが強いですが、実際はご紹介したような季節の変わり目に外的要因や前シーズンのダメージの蓄積によって乾燥が悪化してしまい、バリア機能が低下してしまうことがあります。

 

紫外線によるダメージ

紫外線のイメージ画像

紫外線は常に降り注いでいますが、特に冬から春へ向けて紫外線量は一気に増えてきます。

そのため本格的な夏でない春先に紫外線対策を怠っていると、紫外線のダメージによって肌が乾燥し、バリア機能の低下につながることがあります。

 

昼夜の寒暖差

朝晩のイメージ画像

春先などは特に昼夜の寒暖差がありますが、冬場の場合も暖房器具の仕様によって室内外の寒暖差で肌に負担がかかることがあります。

寒暖差によって、肌が乾燥しバリア機能の低下につながります。

 

環境変化によるストレス

ストレスフルな女性

春先の新生活などの環境変化によってストレスを感じる方は多いのではないでしょうか?ストレスは内臓を刺激して免疫力とともに肌バリア機能を低下させる要因になります。

また、不規則で偏った食事や睡眠不足は、体調不良や免疫低下を招き、肌状態を悪化させます。

 

免疫力の低下

免疫力が低下している女性

季節の変わり目などは、寒暖差などで体調を崩しやすい季節ですが、体調を崩したり、日々の疲労によって免疫力が低下していると、肌荒れを起こしやすくなります。

 

2. ゆらぎ肌を改善するためのスキンケア

1章でお話しした原因によってゆらぎ肌になってしまっている方は、今日のスキンケアから改善をしましょう。

ゆらぎ肌は肌のバリア機能が低下している状態なので、毎日行うスキンケアでしっかりとケアをしてあげる必要があります。

ゆらぎ肌になっているのに、肌がヒリヒリするスキンケアを我慢して使用を続けたり、保湿が足りていないのにそのままにしてしまうなど十分なケアをしてあげないと、ゆらぎ肌ではなく、常に敏感肌になってしまうことも考えられます。

ゆらぎ肌を改善したい方は、ご紹介する3つのケアポイントをチェックしてみてください。

 

2-1. 水分をしっかりと補い保湿する

保湿をしている女性の画像

ゆらぎ肌は肌のバリア機能が低下してるため、肌の水分量を保つ力が弱いです。

そのため、肌に不足している水分をしっかりと補い、保湿して上げることが重要です。

一見当たり前でしょ!と思われてしまうかもしれませんが、毎日のスキンケアを正しく行えている方は意外に少ないです。

例えば、下記のような誤ったケアをしていませんか?

  • 化粧水のみで乳液やクリームを使用してない
  • お風呂上がり時間を空けてスキンケアする
  • ベタつかないように使用量が少なめ

この3つの誤ったケアをしてしまっている方は意外に多いんです。常にこれをやっているわけではないけどたまにやってしまうという方も注意が必要です。

 

保湿ケアをするなら正しいケア方法を行いましょう

基本的な知識になりますが、肌に水分を与えるのが化粧水、肌に与えた水分を閉じ込めるのが乳液やクリームの役割です。

どちらかだけの使用では、ゆらぎ肌のように不安定な肌を整えていくことは難しいのです。

そのため洗顔や入浴後など顔を濡らした場合は、時間をおかずにすぐに化粧水・乳液またはクリームを必ずセットで使用するようにしましょう。

化粧水・乳液またはクリームの使用時のポイントをご紹介します。

 

【化粧水をつけるときのポイント】

  • 摩擦を軽減するために化粧水は手でつける
  • たっぷり使用するために1度に500円硬貨大
  • パッティングNG!ハンドプレスで優しく浸透させる

【乳液・クリームをつけるときのポイント】

  • 化粧水が浸透しきったらすぐにのせる
  • 擦らないように優しくなじませる
  • 乾燥しやすい部分はたっぷり入念に保湿

 

2-2. セラミド配合の化粧品でバリア機能をサポート

セラミドのイメージ画像

スキンケアの基本の保湿についてお話ししましたが、次にゆらぎ肌のスキンケア選びについて解説。

何度も言いますが、ゆらぎ肌は空気中の乾燥や紫外線によるダメージ、ストレスなどによって肌のバリア機能が低下している状態です。

そのため低下してしまった肌のバリア機能を高める必要があります。

低下したバリア機能をサポートするのに最もおすすめの成分が、「セラミド」です。

 

セラミドはゆらぎ肌に必須の高保湿成分

セラミドは、バリア機能を担っているひとつである『細胞間脂質』の主成分であり、セラミド自体も水分を抱えて離さない特徴を持つ高保湿成分なのです。

そのため、いま使用しているスキンケアがセラミド配合のスキンケアでないのであれば、セラミド配合の保湿力の高いものへ切り替えましょう。

次の章では、セラミド配合のゆらぎ肌におすすめスキンケアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

3. ゆらぎ肌でも使えるおすすめスキンケア

ゆらぎ肌は肌のバリア機能が低下している分、今までは問題なく使用できていた化粧品が刺激になったり、肌に合わない化粧品が出てきたりします。

そして、スキンケアの中でも化粧水は水溶性成分で大半で、乳液やクリームよりも、より肌に浸透しやすいため、肌に刺激を感じることが多いアイテムです。

そのため、ゆらぎ肌のでも使える化粧品かどうかを判断するときは、化粧水だけをまずは購入し、化粧水が問題なく使用できるかどうかを確認してから、乳液やクリームをラインで揃えて使用するのがおすすめです。

 

3-1. 白漢しろ彩/ラメラローション

白漢しろ彩ラメラローションの画像

天然ヒト型セラミド配合!バリア機能を高める無添加和漢化粧水

価格:5,600円(税抜)
内容量:100mL
無添加処方:アルコール・パラベン・フェノキシエタノール・香料・着色料・鉱物油・パッチテスト済み

ご紹介したポイントをバッチリおさえた処方の化粧水です!

肌はラメラ構造という水と油の層でできていますが、その肌構造と同じラメラ構造で100%できているので、肌への浸透性が良いだけでなく、バリア機能をサポートしてくれる効果が期待できます。

また、セラミドもNG,NPと2種類のセラミド配合で高保湿になります。

 

3-2. エトヴォス/モイスチャライジングローション

エトヴォスの化粧水の画像

お肌のうるおい、保水力に着目した保湿化粧水

価格:3,200円(税抜)
内容量:150mL
無添加処方:シリコン、パラベン、界面活性剤、鉱物油、合成香料、着色料不使用

肌にうるおいを潤沢に与え、肌の水分をキープする化粧水です。

ヒト型セラミドは配合されていませんが、こんにゃく由来の美容食品成分であるグルコシルセラミド、保湿力の高いリピジュアが配合されていますので、敏感肌に嬉しい成分ですね。

アルコールは入っていますが、その他の刺激成分が少ないため、おすすめとしてご紹介しています。

 

3-3. ヒフミド/エッセンスローション

ヒフミドの画像

3種のセラミド配合!うるおい・ハリを与える化粧水

価格:3,000円(税抜)

内容量:120mL

無添加処方:エタノール・パラベンフリー・無香料・無着色

肌へうるおいを与え、豊かなハリを目覚めさせる化粧水。ヒト型セラミドを3種配合し、高保湿成分として知られるリピジュアを配合。

厳選した保湿成分が、角質層のすみずみまで行きわたり、弾むようなハリ感と、 しっとりと肌が吸いつくような感触の肌へと導いてくれます。

 

4. ゆらぎ肌を悪化させないための3つのケア習慣

ゆらぎ肌を改善するためのケアを行いながら、今以上にゆらぎ肌を悪化させないための、ケア習慣についてお話しします。

 

4-1. 紫外線対策は季節問わず行う

紫外線対策のイメージ画像

日焼け止めを塗るなどの紫外線対策は梅雨明け〜夏しかしていない方要注意です。

夏は目に見えて太陽の日差しが強いので、紫外線対策への意識がどなたでも高くなりますが、秋冬などあまり意識していない季節でも紫外線は常に降り注いでいますし、晴れていない曇りや雨でも紫外線はでています。

紫外線は、シワやシミなどの肌老化を進行させるだけでなく、ゆらぎ肌の肌状態を悪化させ、より敏感な肌にしてしまうので、季節や天気を問わず紫外線対策は行うようにしましょう。

気象庁の公式ページでも、下記のように説明されています。

Q1. くもりや雨の時、紫外線は少ないのですか?

A1. 快晴の時に比べると、うす曇りの場合は約8090%、くもりの場合は約60%、雨の場合は約30%の量になります。しかし、雲の間から太陽が出ている場合には、雲からの散乱光が加わるため快晴の時よりも多い紫外線が観測されることがあります。

【引用元:気象庁公式サイト

 

4-2. 寝不足厳禁!質の良い睡眠をとる

快眠している女性の画像

睡眠不足などで心と体がしっかり休めていないと、肌荒れの原因になるということは、大体の方がご存知かと思いますが、質の高い睡眠をとるにはどうすべきかを知らない方は多いのではないでしょうか。

眠りの質を高めるためには、4つのポイントを抑えるように心がけましょう。

  • 眠る3時間前までに、食事をすませておく
  • 眠る前にカフェインやお酒を飲まない
  • 眠る前にブルーライトなどの強い光を浴びない
  • 眠る1時間ほど前に、入浴して体温をあげておく

現代女性は、仕事などで、就寝3時間前までに食事をすませておくなどは、なかなか難しいですよね。

その場合は就寝する時間を決め、規則正しい睡眠サイクルを心がけるだけでも、肌の調子を整えるのには効果的なので、できるところから意識していきましょう。

また、質の良い睡眠はストレス解消にも繋がります。

ストレスが溜まっていてもどうやって解消できるのかお悩みの方も多いと思うので、肌を整えるためにも、ストレス解消にも質の良い睡眠をとる!ということを試していただけたらと思います。

 

4-3. 免疫力を上げる食生活

ヨーグルト&フルーツの画像

腸内環境を良好に保つことが免疫力アップにつながると言われています。

筆者自身の体験としては、しょっちゅう体調を崩していた時期があり、その間数ヶ月間はずっとお腹を下していたのですが、ある時病院へ行った際に、腸内環境が乱れているから免疫力が低下しているのかもしれないと言われました。

そこからヨールグルトやフルーツを食べるようにしたりと食生活改善をしたところ、いまでは体調を崩すこともなくなり、数ヶ月間下し続けていたのが、嘘のように快便です。

腸内環境がいかに免疫力や体調に影響を与えるかを身をもって体験したと思います。

 

免疫アップには腸内環境を整える

免疫細胞を作り出すためには、良質のタンパク質や脂肪、ビタミンやミネラルなどを、バランスよく食べましょう。

特に、ヨーグルトや納豆、味噌などのいわゆる「発酵食品」には、腸内環境を整える働きがあります。

このような食材も併せて取ることで、より効果的に免疫力をアップできますので、ゆらぎ肌以外にも体調が優れない方は免疫力に着目することも大切です。

 

5. まとめ

ゆらぎ肌についてどんな肌状態なのかご理解いただけましたか?

ゆらぎ肌とは、日頃から敏感肌でお悩みという方よりも、季節の変わり目などの影響によって、一時的に敏感肌になってしまっている状態です。

肌の調子が最近悪いな〜と思っている方ももしかしたらゆらぎ肌になっているかもしれません。

ゆらぎ肌は一時的な症状にはなりますが、適切なケアを行わないと、慢性的に刺激に弱い肌状態になってしまうことも考えられるので、ご紹介したケア方法を参考にしてみてくださいね。

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白漢しろ彩ラメラローションの画像

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  • アルコール、パラベン、フェノキシエタノール、香料、着色料、鉱物油不使用の無添加処方
  • 肌への安全性を臨床試験済み
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