顔の皮膚が薄くて乾燥しやすい、血管が透けて赤みが出ているなど肌の薄さが気になっていませんか?
皮膚が薄いとちょっとした刺激でも赤くなってしまったり、乾燥しやすかったり肌トラブルが起こりやすいですよね。
皮膚が薄い原因は、生まれつきや加齢によるもの、誤ったケア、薬の副作用などが考えられます。
薄い肌をどうにか元に戻したい!と思っても、薄くなった肌を厚くするということはできません。
しかし、皮膚が薄いため透けている赤みをケアすることはできるんです。
そもそも血管が透けて見えているのは、毛細血管の流れの滞りが原因です。その滞りをケアしてあげることで、赤みが目立ちにくくすることができます。
この記事では、皮膚が薄いことで生じる赤みのケアや、今以上に皮膚を薄くしないためのケア方法についてお話ししていますので、ぜひ今日から試してみてくださいね。
1. 皮膚が薄くても赤みを消すことはできる
皮膚が薄いとお悩みの方の多くは、お顔の赤みを気にされていて、赤みを目立たなくするために薄くなった皮膚を厚くできないかと考える方も多いです。
そこで、実際に薄くなった皮膚をどうにか厚くできるのか?できないか?、皮膚が薄い肌の赤みケアについてお話をしていきます。
1-1. 一度薄くなった皮膚は厚くならない
薄い肌って元の厚い肌に戻すことはできるの?どうしたらいいの?と疑問をお持ちの方は多くいらっしゃいますが、一度薄くなってしまった肌を厚くすることはできません。
特に、遺伝で生まれつき皮膚が薄い場合は元々の肌の厚さよりも厚くするということはできないのです。
しかし、ここで「そうなのか・・・このまま一生諦めるしかないのか。」と思われた方、諦めてこのまま何もしていなくても、加齢によって肌はどんどん薄くなってしまうんです。
それはもっと困りますよね?
肌を今以上に厚くは戻せなくても、今以上に薄くならないように予防はできるんです。諦めずに今以上に皮膚が薄くならないように、しっかりとケアをすることも重要です。
また、皮膚が薄い方が多く気にされている、肌の赤みや血管が透けている状態は、正しいケアを行うことで軽減させることができますので、その方法をご紹介します。
1-2. 毛細血管をケアすることで赤みをやわらげられる
冒頭でもお話ししましたが、そもそも赤みが透けてしまっているのは、毛細血管の滞りが原因です。そのため、赤みをケアするには、流れが滞っている毛細血管をケアすることが重要なのです。
赤みケアの方法でおすすめは、赤みケアに特化したスキンケアを使用することです。
しかし、スキンケアで赤みをケアできるスキンケアは多くはありません。
そこで、厳選した赤みケア化粧品をご紹介します。
白漢しろ彩ラメラローション
毛細血管にアプローチ!医学誌にも掲載された臨床試験済み化粧水
価格:5,600円(税抜)
内容量:100ml
無添加処方:アルコールフリー・パラベンフリー・フェノキシエタノールフリー・無香料・無着色・鉱物油フリー
おすすめの肌悩み:毛細血管の透けが気になる・赤みが気になる
赤みの原因である毛細血管にアプローチする海洋性プランクトンエキス配合の化粧水。
その他赤みに効果的なショウガ根茎エキス、甘草、ブリョウ、センキュウなどの和漢植物エキスが入っています。
28日間連続使用してもらった方の約86%が顔の赤みが軽減するという実証試験結果が出ている、実力派の化粧水です。
ULUシェイクモイストミルク
赤みの原因となるバリア機能の低下をケアするオールインワンミルク
価格:4,500円(税抜)
内容量:110ml
無添加処方:界面活性剤フリー:シリコンフリー・ポリマーフリー・鉱物油フリー・無香料・無着色・石油系成分フリー
おすすめの肌悩み:赤みが気になる
毛細血管に直接的にアプローチはしてくれませんが、肌が赤くなる原因の一つとして上げられるバリア機能の低下に着目し、バリア機能を強化するためにセラミドを3種配合しています。
余計な成分は入れず、肌に優しい処方でかつ完全無添加にこだわったオールインワンミルクです。
顔の赤みについてもっと詳しいケア方法はこちらも合わせて見てくださいね。
2. 皮膚を薄くしないためにバリア機能を高める
1章では、皮膚が薄いことで透けてしまう血管や赤みについてのケアについてご紹介しましたが、皮膚が薄い方は赤みのケアをしながら、これ以上皮膚が薄くならないように予防をすることも大切です。
肌が薄い状態は、肌を外敵刺激から守り、肌の水分量を保ってくれるバリア機能が低下していることが原因で、角質層が薄くなっています。
そのため、これ以上皮膚を薄くしないためには、角質層が薄くなってしまう原因である、バリア機能を高めてあげる必要があります。
その低下したバリア機能を高めるための3つのポイントをご紹介します。
2-1. とにかく化粧水でたっぷり水分補給
まず重要なのが乾燥しやすい肌状態をしっかりと潤してあげること!それには、肌にしっかりと水分を与えてあげなくてはいけません。
通常のスキンケアのステップは、化粧水→乳液・クリームですが、この化粧水が肝で、ここでいかに肌に水分を浸透させてあげるかで、保湿効果がまったく変わってきます。
たっぷり水分補給するためのポイントをご紹介。
化粧水は500円硬貨大を3〜4回重ねづけする
- 500円硬貨大を手に取り顔全体にしっかりとなじませます。
- 肌に浸透させるために、両手で顔を包み込みぎゅっとハンドプレス
- 浸透したら、また1.2を3〜4回は繰り返し行います。
☆肌表面を触ってヌルヌル手が滑らなくなれば、それが浸透したサインです。
一度に肌に浸透させられる量は限りがありますよね。そこで500円硬貨大を繰り返し重ねてつけることで、水分が足りていない肌にもしっかりと潤いを与えることができるんです。
2-2. ヒト型セラミド配合の化粧品を使用する
使用するスキンケアの選びのポイントをご紹介します。
肌には、もともと存在している保湿成分であるセラミドは、たくさんある保湿成分の中でも、「セラミド」は細胞間脂質の主成分であり、非常に保湿効果の高い成分で、肌のバリア機能を左右する重要な成分です。
バリア機能が低下している肌を整えるには、このセラミドを補ってあげることが効果的です。
そしてセラミドには種類がありますが、人の皮膚と親和性が非常に良い【ヒト型セラミド 】がおすすめですので、ヒト型セラミド配合のスキンケアで保湿をしましょう。
2-3. 敏感肌向けのスキンケアがおすすめ
皮膚が薄い肌は、外的刺激に敏感な方が多いです。そのため使用するスキンケアは、肌に優しい低刺激処方のスキンケアがおすすめです。
おすすめの敏感肌向けスキンケアをご紹介します。
白漢しろ彩/ラメラローション
肌への相性抜群!天然ヒト型セラミド配合の高保湿和漢化粧水
価格:¥5,600(税抜)
内容量:100mL
低刺激処方:アルコール・パラベン・フェノキシエタノール・香料・着色料・鉱物油・パッチテスト済み
海洋性エキスがめぐりを整え、敏感肌の根本原因にアプローチ。また、肌構造と同じラメラ構造でできているので、浸透性が良いだけでなく、バリア機能を高める効果もあります。
アルージェ/モイスチャー リッチローション(とてもしっとり)
ナノ化したビオセラミド配合の医薬部外品化粧水
価格:2,500円(税抜)
内容量: 120mL
低刺激処方: 無着色・無香料・無鉱物油・界面活性剤不使用・ノンアルコール・パラベンフリー・アレルギーテスト済・パッチテスト済み。コメドテスト済み・旧指定成分無添加
3タイプのローションの中でもっともしっとりした振り出し式の薬用保湿ローション。こっくりとしたテクスチャーなのにすばやく浸透し、肌をうるおいでみたしてくれます。
フリープラス モイストケアローション2
あらゆる無添加・テスト済み!徹底した低刺激処方化粧水
価格:2,800円(税抜)
内容量: 130mL
低刺激処方: パラベン無添加・無香料・無着色・アルコール無添加・紫外線吸収剤無添加・鉱物油無添加・弱酸性・アレルギーテスト済み・パッチテスト済み ・スティンギングテスト済み
セラミドは配合されていませんが、保湿効果の高い6種の和漢植物混合エキス配合で、うるおいがたっぷり角層に浸透し、肌のキメを美しく整えて守り続ける、保湿化粧水です。
3. 皮膚が薄い人が必ず意識すべきポイント
皮膚が薄い肌は普通の肌よりも刺激に敏感ですので、誤ったケア方法や日常的な行動によってより皮膚を薄くさせてしまうこともあります。
ご紹介する6つのポイントをしっかりチェックしていただき、自分が当てはまるところがないかを確認してみましょう。
3-1. 乳液・クリームを必ず使う
皮膚が薄い人の肌は非常に乾燥しやすい状態です。
おすすめのケア方法で化粧水をたっぷり重ねづけしていても、その上から乳液やクリームをまったく塗らなければ、せっかく浸透させた化粧水もどんどん蒸発してしまいます。
化粧水を使用した後は必ず乳液・クリームを使用しましょう。
個人的にはより保湿効果の高いクリームの方が、皮膚が薄い人にはおすすめです。
3-2. 肌をこすったり、ゴシゴシするなどの摩擦に気をつける
クレンジングや洗顔の際に、しっかりメイクや汚れを落とすためにゴシゴシするのは絶対やめましょう!肌に負担がかかり、ヒリヒリ刺激になったり、肌がますます薄くなってしまうきっかけにもなります。
肌に触れる時はとにかく優しくを心がけましょう。
3-3. スクラブやピーリングを使った角質ケアを行わない
不要な角質や角栓をケアするために使用されるスクラブやピーリングは、顆粒などが敏感な肌には刺激になりやすいのでおすすめできません。
また、正しく使用する分には、不要な角質を除去してくれる良いアイテムではありますが、これをやりすぎてしまうことで、気がついたら皮膚が薄くなってしまったということもありますので、注意が必要です。
皮膚が薄い人の角質ケアには、酵素入りの洗顔料がおすすめです。
3-4. 日焼け止めは必ず使用する
皮膚が薄い肌は外的刺激に敏感な肌状態です。紫外線を浴びることで、肌老化を進める以外にも、肌に炎症を起こしたり、乾燥を招いたりします。
紫外線によるダメージから肌を守るためにも、季節問わず日焼け止めを使用しましょう。
使用するタイミングは天候に左右されずに常にがおすすめです。曇りの日や雨の日でも紫外線は常に降り注いでいますので、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。
3-5. クレンジングオイル・シートを使用してはいけない
メイクを落とす際のクレンジングで、洗浄力の高いオイルタイプ、肌をゴシゴシこすり摩擦を与えてしまうシートタイプのクレンジングを使用している方は、比較的肌に負担が少ない、ミルク、クリーム、バームタイプのものにすぐに変えましょう。
肌が乾燥しやすくなったり、ヒリヒリ痛みを感じる原因にもなってしまうので、オイル・シートタイプのクレンジングは使用を控えましょう。
3-6. 洗顔時に熱いお湯で洗顔しない
洗顔時に熱いお湯で洗顔することで、肌本来に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。そうなると肌が乾燥し、ますます肌のバリア機能が低下してしまいます。
洗顔する際は、触れた時に少し冷たい?っと感じるくらいのぬるま湯、目安でいうと32℃程度で洗い流すようにしましょう。
洗顔時に負担をかけない低刺激処方の洗顔料を厳選してご紹介していますので、ぜひこちらもご参考くださいね。
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4. まとめ
皮膚の薄さは元どおりに戻すことや、厚くすることはできませんが、皮膚が薄いために透けてしまっている血管・赤みをケアすることや、今以上皮膚を薄くならないように予防することはできます。
肌質だから仕方ない・・・と諦めずに、いまの肌状態を保つために、毎日正しいスキンケアをしっかり行いましょう。
特に、今までスキンケア時の化粧水は1回つけて終わりだった方は、3〜4回しっかりと重ねづけすることで、肌質自体に大きく変化を感じることもできます。
肌のキメが整い、乾燥しにくくなり、メイクのりが良くなったなど良いことづくめなので、ぜひ今日から化粧水をたっぷりつけて、お肌を潤してあげてくださいね。
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