脂漏性皮膚炎を治す洗顔方法!洗顔料の選び方・おすすめ洗顔料を紹介

洗顔をしている画像

脂漏性皮膚炎は、湿疹の種類の一つであり「脂漏性湿疹」とも呼ばれています。

症状はニキビや肌荒れに似ていて脂漏性皮膚炎と区別がつきにくいのも特徴で、原因は明確ではありませんが、主にマラセチア菌というカビの一種が原因と言われています。 

菌が原因と言われると、洗顔でどうにか洗い流したくなることもあるかと思いますが、その洗顔でも洗顔料を使用していいか、使用しない方がいいか2パターンに分かれています。 

治療は抗真菌薬を使用することが多いですが、日常的な洗顔方法によって悪化してしまうか、改善されやすくなるのかも変わってきます。

この記事では、洗顔時に洗顔料を使用したほうがいいのか、使用しないほうがいいのか、実際に脂漏性皮膚炎でお悩みの方のいろんな意見を踏まえてご紹介しています。

それぞれの洗顔方法の考え方や筆者の体験を通しての考えをまとめました。

自分に合った方法を見つけ、かかりつけの担当医に相談した上で治療を勧めていきましょう。

  

1. 脂漏性皮膚炎を治すには洗顔が重要

脂漏性皮膚炎になってしまった場合、正しいスキンケア方法できていれば改善までの期間が短くなることもあります。

逆に肌状態に不適切なスキンケア方法を行なってしまうことで、より症状を悪化させ、炎症がさらに激しくなってしまうという可能性こともあります。

そのスキンケア方法として何よりも重要なのは洗顔です。

脂漏性皮膚炎は、皮脂分泌量が多い部分にできやすいため、マラセチア菌を洗顔で洗い流すだけでも効果があるとも言われています。

洗顔方法は1日に何回も洗顔を行わなければいけないというわけではありません。

1日に2回朝夜の洗顔で十分です!

洗顔する際は適度に皮脂を残しつつ、過剰に分泌された皮脂を取り除くことがポイントです。

皮脂を取りすぎてしまうと乾燥して肌がもっと過剰に皮脂を分泌するため、洗い上がりがとてもさっぱりするような脱脂力の高い洗顔料は避けましょう。

 

1-1. 洗顔方法は2パターンあります

洗顔する際の洗顔方法は、洗顔料を使用した方がいいという方の意見と、使用しない方がいいという意見に二極化しています。

それぞれの洗顔方法の考えと色々情報収集した上での筆者の意見をご説明します。

 

洗顔料使用したほうがいい派の意見

マラセチア菌が繁殖してしまう要因には皮脂の過剰分泌が関係しています。

この過剰に分泌された皮脂を洗い流すために、しっかりと洗顔料を使用して洗顔すべきと考えている方は、洗顔料使用をおすすめされているようです。

筆者の考えとしては、そもそも女性で日常的にメイクをしている方であれば洗顔料を使用しないという選択肢自体ないのでは?と思います。

なので、日焼け止めも含めまったくメイクをしていない方や男性の場合を除いては、できるだけ肌に負担のかからない洗顔料を使用して洗顔すべきだと思います。

また、男性でも皮脂量が多く、洗顔料を使用しないと明らかに肌に皮脂が残ってしまっている方も洗顔料を使用した方がいいでしょう。

肌に皮脂が残ってしまうと酸化し、炎症を悪化させる要因になりかねないからです。

 

洗顔料使用ないほうがいい派の意見

洗顔料使用ないほうがいい派の意見は、脂漏性皮膚炎は炎症を伴う疾患のため、洗顔料を使用することで炎症が悪化したり、ヒリヒリ刺激を受け赤くなってしまうことを避けるため、洗顔料はしない方がいいという理由です。

大半の方は洗顔時は何も使用しない方が良いと考えているようです。その考えにはなるほど、そうだなと納得できます。

ですが、これも上記で述べた通り、洗顔料を使用しない水洗顔ができるのは、日焼け止めやメイクを全くしていない方か男性でないと難しいことです。

特に脂漏性皮膚炎の症状を悪化させないためには、紫外線対策も重要となってきますが、そうなると外出時の日焼け止めの使用は必須となります。

その場合、いくら優しい処方の日焼け止めといっても、最低限洗顔料は使用せねばなりません。

なので、外出が少なく日常的に日焼け止めを使用されていない方、もしくは男性は基本的には洗顔料を使用せず、皮脂が洗い流しきれない時に、洗顔料を使用してみるというのがベストだと思います。

 

2. 洗顔料を使用する場合の洗顔方法

洗顔料を使用して洗顔する際は、今まで健康な肌に使用していたものをそのまま使用すればいいというわけではありません。

脂漏性皮膚炎の肌状態は刺激に敏感なので、洗顔時の注意点や洗顔料の選び方を確認しておきましょう。

 

2-1. 洗顔料の選び方

脂漏性皮膚炎は肌が炎症を起こしている疾患のため、肌に優しく低刺激処方であることを第一に選び、皮脂を過剰に取りすぎない洗顔料を選びましょう。

皮脂を過剰に洗い流してしまう洗浄力が高い洗顔料は、皮脂を取りすぎてしまうことで肌が乾燥し、肌が乾燥から守ろうとより皮脂を過剰に分泌してしまいます。

そのため洗浄力の強い男性用の洗顔料や、顆粒入りのスクラブ洗顔などは避けましょう。

また、勘違いしがちなのが「泡立ちが良い洗顔料は肌にやさしい」という誤解です。

泡立ちが良い洗顔料とは、肌に負担がかかりやすい界面活性剤が多く使用されています。

商品によっても異なりすが、一般的に泡立ちが良ければ良い洗顔ほど界面活性剤が多く入っているということを念頭に置いておきましょう。

 

2-2. 洗顔の際の注意点

洗顔料を使用して洗顔する際は、使用する洗顔料の特性にあった方法で正しく使用しましょう。

泡立てて使用する洗顔料であれば、洗顔ネットなどを使用してしっかりと泡だて、極力肌への摩擦を与えないよう優しく洗顔しましょう。

泡立たない洗顔料は、適度な量を取り、力を入れずに撫でるように洗うのがポイントです。泡のように肌との間にクッションがない分摩擦を与えないようにやさしくやさしく洗うようにしましょう。

また、夜など入浴時に洗顔をしている方で多いのが、シャワーで洗顔料を洗い流す行為です。

シャワーで頭や体を流すついでに、、顔を流している方は絶対に今日からやめましょう!炎症を起こしている脂漏性皮膚炎の肌はとてもデリケートです。

シャワーの水圧によって肌が刺激を受けるだけでなく、かゆみが引き起こされてしまう場合もあるので、絶対に手ですくった水で洗顔しましょう。

 

2-3. おすすめの洗顔料

コラージュフルフル泡石鹸

コラージュフルフル泡洗顔の画像

150mL ¥1,800(税抜)
300mL ¥2,300(税抜)

アクネ桿菌に有効な殺菌成分とカビの増殖を抑制する抗真菌成分ミコナゾール硝酸塩を配合しているため、ダブルの効果が期待できる石鹸。

均一な泡で、汚れをすばやく浮きあがらせるので、ゴシゴシこすらずに汚れを落とし、肌に負担をかけません。

低刺激性・無香料・無色素・弱酸性

 

白漢しろ彩シルキーウォッシュ

白漢しろ彩シルキーウォッシュの画像

100g ¥3,250(税抜)

パラベン・アルコール・香料・着色料・鉱物不使用の無添加処方洗顔料。バームタイプの洗顔料で肌への負担を軽減することを考えて作られた洗顔料です。

使用している界面活性剤も化粧水や乳液などのスキンケアに使用されている非イオン界面活性剤を使用しており、肌への低刺激性が高いです。

また、セラミド配合で洗い上がりがしっとりしていて乾燥から肌を守ってくれる効果もあります。

 

この他、敏感な肌状態でも使用できる洗顔料を厳選した記事もあるので、ぜひ合わせてこちらも読んでみてくださいね。

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3. 洗顔料を使用しない場合の洗顔方法

3-1. ぬるま湯洗顔

脂漏性皮膚炎は過剰に分泌された皮脂を抑えることが重要なので、洗顔はぬるま湯で行った方が、肌の表面についた皮脂や角栓を取り除きやすくなるので最適です。

温度でいうと、だいたい体温より若干低い32度ぐらいが理想的です。

このくらいのぬるま湯の温度が皮脂を溶かし出す温度と言われているため、過剰に出た皮脂をきれいに洗い落とすことができます。

このぬるま湯洗顔であれば、メイクなどをしていない場合は洗顔料を使用して洗い流さなくても皮脂や汗が流れますので無理に洗顔料を使う必要はありません。

脂漏性皮膚炎の場合は刺激に対して過敏になっている状態なので、ぬるま湯だけの洗顔は効果的です。

また、ぬるま湯で洗顔するのではなく、冷水で洗顔した方が良いと考えている方もいます。

ですが筆者個人としての考えは、過剰に分泌された皮脂を冷水のみで洗い流す場合、それなりに擦ったりして肌に対して摩擦の刺激を与えてしまうのでは?と思いました。

冷水洗顔を推奨されている方は毛穴の引き締めという点で、おすすめされていることを見かけますが、引き締めるのであれば、過剰に出た皮脂を洗い流し、最後に冷水でパっと洗顔した方が良いでしょう。

そのため、洗顔時の水の温度は熱いお湯、冷水ではなく、ぬるま湯がベストではないかと思います。

 

4. 洗顔後の保湿について

皮脂が過剰に分泌されている脂漏性皮膚炎でも洗顔後の保湿はまったく不必要というわけではありません。乾燥してしまっても皮脂は分泌されてしまうため、適度に保湿をすることも大切です。

ですが、炎症を伴っている脂漏性皮膚炎に一般的な化粧品を使用しての保湿をしてしまうと、肌に合わない場合ヒリヒリ刺激を与えてしまうこともあるので、保湿する際は皮膚科で処方される保湿剤を使用しましょう。

保湿を必要とするかしないかは、肌状態と医師の診断によってなので、相談した上で欲しい場合は伝えてみましょう。

処方される保湿剤は、ヒルドイド・尿素クリーム・ワセリンなどです。

 

5. 洗顔は洗いすぎには要注意

筆者自身、過去に一度軽い脂漏性皮膚炎にかかったことがあります。なぜ脂漏性皮膚炎になってしまったかは自分でもすぐにわかっていました。

それはスクラブ洗顔による過度の洗顔です。

私はもともと敏感肌なので、洗顔料を含むスキンケアは全て敏感肌向けの優しい処方のスキンケアを使用していました。

ですが、ある時から小鼻の角栓が気になるようになり、週2回鼻周辺にだけスクラブ洗顔料を使用していました。

徐々に使用回数が増えていき、気がつくと毎日スクラブ洗顔をしないと落ち着かなくなってしまいました。

それを2ヶ月ほど続けたとき、突然異変に気がつきました。いつも通りスクラブ洗顔をしてお湯で流すと鼻の毛穴が見たことがないくらい開き切っていて、真っ赤になっていました。

驚いて、その日のスキンケアはとても入念に行い眠りましたが、さらに驚かされたのが翌朝。

 

乾燥肌の私の肌が鼻だけ脂でテッカテカに。そして毛穴も全開で真っ赤になっていました。その瞬間にやりすぎたんだ、、、と気がつきました。

毛穴が開き切っていて、真っ赤でメイクをしても隠しきれないくらいに変わってしまった肌にショックを受け、日に日に湿疹のようなものができ悪化していく肌を見ては落ち込んでいました。

でも自分の中ではスクラブ洗顔をやりすぎて、乾燥しているし、肌のバリア機能が低下しているのだろうと考えていたので、とにかく保湿をして肌に摩擦を与えないということを意識し、毎日丁寧にスキンケアをし続けました。

すると数週間ほどで毛穴が元に戻り、湿疹なども治まってきました。

自身が体験して思ったことは、過剰にやって肌に良いことは一つもないということです。私の場合はスクラブ洗顔ですが、スクラブ洗顔などでなくとも、普通の洗顔を日に5回はしているという方も聞いたことがあります。

基本的なスキンケアは朝夜2回の洗顔で十分です。肌状態によってはこれが1回になることもあるかもしれません。ですが、これを3回、4回と増やしていい肌状態はそうないと私は思います。

洗顔料を使用するのかしないのかという観点ももちろん大切ですが、一番は肌に負担をかけないということを念頭にケアをしていくことが一番だと思います。

 

6.まとめ

脂漏性皮膚炎の主な治療は抗真菌薬を用いるケースが多いようですが、原因となっているマラセチア菌の繁殖の要因となる皮脂の過剰分泌のケアをすることも改善への近道です。 

洗顔方法は人によって様々意見がありますが、自分の肌状態にあったケア方法なのかどうかなので、まずはかかりつけの医師に相談し、納得した上で治療と洗顔などのセルフケアをしていくことをおすすめします。 

脂漏性皮膚炎が気をつけなくてはならない洗顔方法としては、刺激を与えないという点と、皮脂を取りすぎないという点なので、この2つのポイントはしっかりと抑えて、丁寧なケアを心がけましょう。

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