もう人目が気にならない!赤面症の治し方|赤面症を克服する治療方法

顔を隠している女性の画像

異性と話すと緊張して真っ赤に赤面してしまう、仕事で人前に立つと顔が真っ赤になってしまうとお困りではありませんか?

筆者自身、物心がついた頃から赤面症でした。学生時は異性と話すだけで赤面し、汗が止まらず、その度にトイレに駆け込み汗を抑えていました。

一番忘れもしない出来事は、好きな男の子と日直当番になり、その時に赤面してしまいクラス中に好きな人がバレてしまったことですね。

当時は周りからからかわれ消えたいとさえ思いましたが、今となっては笑い話です。

ですが大人になった今現在は、自分自身が昔ほどあまり気にしなくなったからか特定のタイミング以外は赤面しないようになりました。

特定のタイミングとは、「人前で話す」ことです。異性と話したり、多少のことでは症状は出ませんが、この人前で話すということだけは絶対にダメですね。

これも自分自身が「人前では赤面してしまうから話せない」という強い思い込みがあるからなのだとは思っているのですが、、、なかなかうまくはいかないですよね。

私自身が赤面症で悩んでいた時期、治療をするという発想は全くなかったので、今様々な方法を知り、何か一つでも改善する方法を知っていて、試していたらもっと楽に過ごせたのかもしれないと思うこともあります。

なので私のように、今現在赤面症で悩んでいる方に少しでも参考になるよう、また私自身も克服していくために試してみたいと興味を持ったことをまとめています。

諦めないで、少しでも症状が軽くなるように前向きに試してみてくださいね。

 

1. 赤面症ってどんな症状

人前で顔が赤くなってしまう赤面症。まずは赤面症について改めて正しい知識を知りましょう。

 

1-1. 赤面症とは?

赤面症は、対人恐怖症のひとつです。

対人恐怖症は、人と接するのが怖い、人と接すると苦痛を感じる精神疾患ですが、赤面症は人と接することで不安や恐怖を感じ、それが「顔が赤くなる」という症状に現れるのです。

また、顔が赤くなる以外にも下記の症状が一緒に現れることもあります。

  • 動悸
  • 異常な発汗
  • 手足の震え
  • 声が震える
  • 表情がこわばる
  • めまい
  • 頭が真っ白になる
  • 吐き気がする

 

筆者自身の経験では、動悸、異常な発汗、表情がこわばるというのは、毎回赤面するときにでる症状でした。

何より一番恥ずかしいのは異常な汗で、本当に病気なんじゃないか?っていうくらいに全身にしたたる汗がとても苦痛でしたね。

 

1-2. なぜ赤くなってしまうの?

なぜこの赤面症という症状が出てしまうのか、原因は交感神経が優位になることです。

赤面症の人は、顔が赤くなるきっかけとして、人と接することで緊張したり、不安を持ったりします。

人間は緊張したり不安を感じたりすると、脳から神経伝達物質が分泌されます。この神経伝達物質は自律神経の交感神経を刺激しますので、交感神経が優位になります。

交感神経が優位になると、血圧が上昇したり、心拍数が上昇したり、血管が収縮したり、瞳孔が散大したりします。そして、顔面が紅潮することも交感神経の作用の1つなのです。

緊張や不安で交感神経が優位になると、これらの全ての症状が誰でも同じように現れるわけではありません。

血圧上昇が強く出る人もいれば、心拍上昇が強く出る人もいます。そして、赤面症の人は人よりも顔面紅潮の症状が強く出てしまう体質であると考えられています。

また、なぜ赤面症の人は人よりも顔面紅潮の症状が強く出てしまうのか、赤面症のメカニズムははっきりと解明されていません。

  • 仮説によると、、、

    顔が赤くなっている時は、恥ずかしさや緊張などで交感神経が活動的になっています。

     

    交感神経が活動的になると、心臓などの重要な器官へ血流が増加しますので、本来なら顔や手足は、真っ青になってしまいます。

    しかし、ある研究結果では顔が赤くなっている人の交感神経は、なんと活動的になっていたのです。

    この矛盾点を解決するのが『脳温』です。

    交感神経が活動的になると体温が上がるとともに脳温も上がります。しかし、脳温が上がってしまうと『脳の神経細胞』が破壊されてしまいます。

    これを防ぐ為に、顔面の毛細血管を拡張させ、脳に血流が流れてしまう前に、外気で冷ますため、顔面紅潮しているとも考えられているようです。

 

1-3. 赤面症になりやすい人はどんな人?

赤面症になりやすい性格の人は、主にこの4つの性格が該当します。

  • 恥ずかしがり屋
  • 緊張しやすい
  • 神経質
  • 心配性

ついでに筆者自身の性格は、なんと全て該当しています。色々調べれば調べるほと自身が赤面症であることに納得しますね。

基本的に周囲の人からどう思われているのか不安になる方は、赤面症になりやすいようです。

この性格の方以外にも、大勢の人の前で恥をかいたなど過去のトラウマから赤面症になってしまうこともあります。

 

1-4.  赤面症は治せるの?

筆者自身は元々、赤面症を治せるというふうに思っていなかったということが正直な考えでした。

ですが、調べてみると、赤面症を克服するためには様々な方法があり、実際に治療をして治すことができている方もいるようです。

そこで赤面症の治し方についてもご紹介していきます。

まず赤面症を治すには自力で治すセルフケアと、病院で行う治療があります。

病院といっても何科にいったら良いのか、一見肌が赤くなるのだから皮膚科じゃないの?と思われる方もいると思いますが、適切な治療を受けるには、精神科や心療内科に行く必要があります。

赤面症は対人恐怖症のひとつで、精神的な問題が原因で引き起こされる神経の病気のため、精神科や心療内科がいいでしょう。

 

2. 赤面症を治す方法はこの3つ

赤面症を治す方法は、セルフケアで克服する・精神療法・薬物療法の3つがあります。それぞれの方法について詳しくご説明します。

 

2-1. セルフケアで克服する

自力で克服というのは、自分自身赤面しても問題はないという意識を植え付けていくことによって、心がリラックスでき赤面症の克服を図ることができます。

赤面症であることを受け入れる

赤面することは「ただの体質」です。ですから気に病む必要もありませんし、周囲の目を過剰に気にすることもありません。

赤面症の治し方の第一歩は、自分の赤面症を受け入れることです。赤面症の人は、赤面することが恥ずかしいことだとか、周囲に非難されるようなことだと思い込む節があり、それが様々な場面で緊張を招く原因になっているのです。

赤面することを受け入れられるようになると、赤面によって起こる二次的な精神的苦痛が小さくなります。

すぐに受け入れるのは難しいことですが、まずは知識として赤面は体質であり、みっともないことではないということを知っておきましょう。

赤面症の方は、今自分は顔が赤くなっていると自覚した瞬間に、恥ずかしさからより赤面してしまう方が多いと思います。筆者自身もこの感覚はあります。

ですが、顔が赤くなっていると自覚しても、別に恥ずかしいことではないと一呼吸おいて冷静に受け入れることが大切です。

 

緊張しない方法を見つけ出す

赤面することを受け入れる訓練をしながら、緊張しにくいメンタルを作ることも大切です。

過度の緊張を避けられるようになれば交感神経が活発になりにくくなり、赤面することも少なくなります。

緊張しないための方法はたくさんありますが、一番大切なのは「慣れ」です。慣れとは恐ろしいものと言われるように、最初はガチガチに緊張していたことも、場数を踏めば片手間にこなすことができるようになるものです。

人前に立つときに緊張する人は、怖がらずにどんどん人前に立つようにしましょう。特定の人が相手の時に緊張するという人は、その人と接する機会を減らしてはいけません。

最初は一時的に大きなストレスを受けるかもしれませんが、赤面症の治し方の一つとして大切なことなので是非試してみてください。

例えば、人前に出る際は自分の中で別人格を作り出すということ。そして別人格になるためのツールを用意する。

人前に出るときは必ず帽子をかぶる、服装は絶対シャツを着るなど別人格になるためのスイッチを決め、普段の赤面してしまう自分と切り替えられるようにすることも方法の一つとしておすすめです。

 

赤面症であるということを気にしない

筆者自身は無意識でそうなっていたのかと思いますが、自分は赤面症だから、、、と気にしないということです。こうなったら赤くなってしまうだろうとか、こういう場面では赤くなっちゃうかもなど考えてしまう思考をなくしましょう。

自分自身の思考をコントロールすることも克服するためには大事なポイントです。

例えば、人前で赤面してしまう方は、人前に立っているとき自分自身に意識が向いているそうです。人前に立っている自分は今顔が赤くなっているんではないかと無意識に気にしてしまうからです。

これを意識的に自分が他人の目にどう映っているか、どう思われているかではなく、目の前にいる人を観察するように意識を他人に向けることで、自分自身に向いていた意識をそらす事ができます。

 

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なぜ「他人の目」を気にしてしまうのか?要因となる“プチ・トラウマ”とその正体、克服法に紹介されています。

 

2-2. 精神療法

治療の中心になるのは、精神療法です。

精神療法とは、会話の中で患者さんの精神面にアプローチして精神症状の改善をはかる治療法です。カウンセリングで治すようなイメージです。

赤面症に有効な精神療法はいくつかあります。

具体的な治療法には個人差があるため、かかりつけの病院の医師とよく相談していただきたいのですが、一般的によく行われる治療法をご紹介。

 

暴露療法

暴露療法とは不安障害の治療によく使われる精神療法で、簡単にいうと苦手なものに少しづつ慣れていくということ。

暴露療法は、不安にさらされていると次第に慣れていくことを利用した治療法であり、不安障害の治療では、どこかの時点で不安に立ち向かっていき、克服して自信をつけていく必要があります。

すなわち自分から苦手な状況にかかんに進んでいき、徐々に苦手な状況に慣れていくことです。

赤面症はその特性から自ら人を避けて過ごしています。これを自分から人前に出る状況を作り、苦手な状況に少しずつ挑戦して慣れていくのです。   

例えば社会不安障害の方は、人前で注目されるような状況に非常に強い恐怖を感じており、これによって日常生活に大きな支障を来たすようになります。

人前で注目される状況としては、例えば「人前でのスピーチ」がありますが、この「人前でのスピーチ」を克服するために、人前であえてスピーチしていって慣れていきましょう、というのが暴露療法です。

 

認知行動療法

認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする、簡単にいうと考え方を修正する精神療法です。

ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。

「認知」とは、物事の捉え方の事になります。同じ出来事があっても人によって感じ方・捉え方は様々です。

例えば「人前に出て話すと緊張して手足が震える」という出来事があった場合、「手足がブルブル震えちゃう。聞いてる人からどう思われるだろう?どうしよう恥ずかしい」という捉え方をする人もいれば、「手足が震えてる。やっぱり人前は慣れないな。リラックスして深呼吸しよう」と捉える方もいます。

どちらの捉え方が辛い気持ちかというと、前者の方は「緊張している自分自身を否定している」ので苦しいです。

認知行動療法は、こういった捉え方(認知)のクセを心理カウンセラーと会話する事で発見し、別の楽になる・物事がうまく進む考え方にシフトしていくことを目標としています。

認知行動療法という名前の療法だけあって実際に行動しながら改善に取り組んでいく事が多いです。

 

森田療法

森田療法という名の通り、精神科医である森田正馬さんが導きだした療法で、学習的な側面の強い、主に不安を和らげるため精神療法です。

森田療法には、大きく「入院療法」と「外来療法」の2つがあります。森田療法は元来、入院療法が基本でしたが、入院先などの問題もあり、最近では通院治療(外来療法)が中心になりつつあります。

したがって重度や長期の方には入院療法、比較的軽度で短期の方には、通院による外来療法が基本となっています。

赤面症で恥ずかしいと感じてしまう人は、他人から良く思われたいという方が多く、その影響で人から悪く思われているのではないかという恐怖心が生まれてしまうのです。

森田療法では、その他人から良く思われたいという根本を克服していく療法です。

患者さんは主治医などの治療者から日記指導による治療が中心になります。また森田療法の自助グループである、生活の発見会などの集団学習会を活用する場合もあります。

 

2-3. 薬物療法

赤面症を治すには精神療法を行いながら、場合によっては投薬によるサポートを行う薬物療法があります。

赤面症を治す薬!ではありませんが、赤面してしまう背景が不安や緊張・恐怖といった感情にあるのであれば、これらの感情を和らげてあげるお薬は治療に役立つ可能性があります。

ですが、薬物療法だけで治すというよりも、あくまでよりスムーズに改善するためのサポート的なものとして考えましょう。

 

向神経薬

向精神薬は、「精神に作用する薬」のことをさします。精神に作用するお薬は全て向精神薬になります。

 

【抗不安薬】

精神安定薬で、不安感を減少させる効果があるため、対人恐怖症を治療するための補助的なお薬として抗不安薬が用いられることもあります。

抗不安薬のメリットには「即効性」があります。先ほど紹介した抗うつ剤は効果発現まで数週間待つ必要がありますが、抗不安薬は早いものだと飲んで15分程度で効果が出るものもあります。

その即効性から、恐怖や緊張が高まってきた時に「頓服」としてサッと使えるのも利点です。

デメリットとしては、長期服薬・大量服薬による耐性・依存性があります。抗うつ剤には耐性・依存性はありませんが、抗不安薬には耐性・依存性があることが知られています。

 

【坑うつ剤(SSRI)】

抗うつ剤というと、うつ病に対する治療薬だと思っている方が多いかもしれません。しかし実は抗うつ剤は不安や恐怖の改善にも優れた効果を示すのです。

対人恐怖症は社交不安障害と同様に「不安」「恐怖」が根本にある疾患であるため、抗うつ剤は有効です。

抗うつ剤は、服薬初期に吐き気や口の渇きといった副作用が出ることが多いため、少量から始めて徐々に量を増やしていきます。

そのため、効果が出るまでに時間がかかるのが難点です。

対人恐怖症・社交不安障害に対しての有効率は高く、しっかりと治してくれるお薬ですが、しっかりとした効果が出るまでに2週間~1か月程度は待たないといけません。

 

漢方薬

赤面症の治療では、まず抗うつ剤や精神安定剤などを用いた薬物療法が行なわれるのが一般的ですが、東洋医学に基づいた漢方薬の中にも赤面症に有効とされている薬があります。

赤面症は、ストレスなどによって脳の交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで引き起こされるため、このバランスを整えることで、赤面症を改善することができます。

対人恐怖症に対して漢方薬を使用する際は、ゆっくり穏やかに効いてくるということを理解しておく必要があります。短期間での劇的な改善は期待してはいけません。

個人差もありますが、1か月程度かけて少しずつ効いてきます。効きの個人差も大きいため、漢方薬の適応かどうかは主治医とよく相談して判断してください。

 

3.まとめ

赤面症は気持ち的にはすぐにでも治したいと思うと思いますが、長期間かけてゆっくりと治していくものです。

筆者自身、昔と今現在とでは完全に赤面症が治ったわけではありませんが、全く症状の重さは違うと思います。人前で話すということは今も苦手で必ず赤面してしまうため、避けていますが、それ以外は全く問題なく過ごせています。

私自身、精神療法や薬物療法を試してはいませんが、無意識のうちに自分自身が赤面症であるということを意識しなくなったのだと思います。

私よりも重度の赤面症の方も多くいらっしゃると思いますが、まずはできるところから少しづつ前に進んで、赤面症を治せるように頑張りましょう。

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