敏感肌でも使える良い保湿クリームを探して、今までもたくさん試してきては肌に合わず使用できなかった方、肌荒れしてしまった方は多いと思います。
筆者自身も敏感肌で、今までもたくさんのクリームを試してきました。肌に合わないものが多いから新しい化粧品試すのってかなり勇気がいりますよね。
実際に使用してみないと自分の肌に合うか合わないかは判断しきれないところではありますが、できれば肌に合いそうなものを試してみたいですよね。
そこで今回は、敏感肌の保湿クリーム選びの4つのポイントと、そのポイントをクリアした厳選クリーム5点をご紹介します。
ご紹介するのが5点な理由は、筆者がリサーチした限り、敏感肌の保湿クリーム選びの3つのポイントをクリアできたクリームがこれしかなったからです。
あまり聞いたことがないクリームもあるかもしれませんが、筆者が自信を持って敏感肌におすすめできるクリームになります。
ぜひ保湿クリーム選びでお悩みの方は参考にしてみてくださいね。
1. 敏感肌の保湿クリーム選び4つのポイント
肌にやさしいけど、しっかり保湿もできるクリームが欲しいとお探しの方に、敏感肌の保湿クリーム選びの4つポイントをご紹介します。
1-1. 「ヒト型セラミド」が配合されている
たくさんある保湿成分の中でも、最もおすすめの最強保湿成分は、セラミドです。
セラミドは敏感肌の要である、バリア機能に最も影響を与える成分といっても過言ではありません。
そして、セラミドの中でも、「ヒト型セラミド」が敏感肌には特におすすめ。
「ヒト型セラミド」は言葉の通り、人の肌にもともと存在するセラミドと同じセラミドなので、肌への親和性が非常に高く、肌のバリア機能を改善するのに最も効果的だからです。
「ヒト型セラミド」が配合されているかどうかの見極めは、化粧品の成分表示を見て、「セラミド数字or英語」とあるものです。
成分表示で「セラミド」と名乗れるのは、ヒト型セラミドだけなので、見極めは比較的簡単です。
成分表示例:
1-2. 全成分表示で「水」の次に「グリセリン」or「BG」配合
ヒト型セラミドの次にチェックすべき、敏感肌におすすめの成分が、「グリセリン」と「BG」です。
化粧水を筆頭に化粧品の多くは、成分の大半が「水」でできています。
そして、その次に多いのが保湿用のグリンセリンやBGになりますが、割合としてはおよそ5%〜7%で、その化粧品の主成分になります。
化粧品の成分表示は、配合量の多い順に並んでいるため、「水」の次にくる成分が主成分に当たりますので、敏感肌の方は「グリセリン」or「BG」が「水」の次に表示されているものを選びましょう。
成分表示例:
「グリセリン」と「BG」の成分特徴
「グリセリン」:保湿性が強いので化粧品の主成分によく使われています。皮膚への刺激やアレルギー性が弱く、使用感は比較的しっとりしています。
「BG」:グリセリンと同じく低刺激の保湿成分で、敏感肌向けの化粧品の主成分に多用されています。使用感はさっぱりしています。
1-3. アルコール・パラベンは絶対に避ける
敏感肌は、汗に含まれる塩分も刺激に感じるほど、過敏は状態になっていることがあります。
肌に刺激を感じやすい成分はたくさんありますが、なかでも一般的に刺激を感じやすい成分は、アルコールとパラベンです。基本的にはこの2つの成分が配合されていない化粧水を選びましょう。
その他できるだけ避けたい成分リスト
アルコール・パラベン以外の成分で、下記の刺激成分が極力少ない方がより肌には負担が少ないので下記の成分が入っていないかどうかもチェックしてみましょう。
- 鉱物油
- 香料
- 着色料
- 紫外線吸収剤
- 界面活性剤
- レチノール
1-4. 敏感肌向けのブランドから選ぶ
敏感肌向けのブランドから選ぶことで、無添加やフリー処方などの記載があり、たくさんある化粧水のなかから選択する際のひとつの指標にすると、より選ぶのが簡単になります。
敏感肌向けの多くのスキンケアブランドは、安心感や信頼性を伝えるために、肌に刺激・負担をかけやすい成分などが入っていない、無添加処方について記載されていることが多いです。
敏感肌向け化粧品ではないブランドでは、無添加処方についてなどの記載が全くないことも多く、ご自身で成分表示をチェックしてすべてを判断するのは簡単なことではありません。
そのため、敏感肌向けのブランドから選ぶという前提で探したほうが、誰でも簡単に選びやすくなります。
プチプラでおすすめできるクリームはない
敏感肌向けや低刺激クリームなどとうたっている1000円以下などのプチプラクリームでもリサーチしてみましたが、ヒト型セラミド配合まではあっても、敏感肌が刺激となりやすい成分が入っている商品が多く見受けられました。
もちろん価格が安くて良いものに越したこともないですが、敏感肌の肌質を最も理解してくれているブランドが出している化粧品を使用することが、肌質を整える近道になると思いますので、お値段よりも質で選ぶのがおすすめです。
2. 敏感肌に本当におすすめできるクリーム5選
知名度の高い敏感肌ブランドや敏感肌向け百貨店ブランドもチェックしましたが、すべてをクリアしたクリームは筆者が知る限り、この5つ以外見つかりませんでした。
1章でご紹介したクリーム選びのポイントをクリアした筆者厳選のおすすめクリームをご紹介します。
2-1. 白漢しろ彩 セラミドリッチクリーム
セラミド限界量配合!肌と同じ構造でできた高保湿クリーム
価格:¥7,400(税抜)
内容量:30g
無添加処方:アルコール、パラベン、香料、着色料、鉱物油不使用
セラミド:セラミドNG、セラミドNP
通常の化粧品はセラミド配合でも0.02〜0.05%程度ですが、セラミドリッチクリームは、ヒト型セラミドを化粧品業界では異例の1%配合してるため高保湿です。
また肌構造と同じラメラ構造で作られているため、使い続けることで肌のバリア機能を高めてくれる敏感肌向けのクリームです。
保湿命!な私にとって、セラミドは大好物の美容成分。
このクリームは自分のバリア機能を高めて赤みをケアしてくれるセラミドクリームなのです。
お肌にもともと存在しているセラミドと同じ構造の天然人型セラミドを高配合し、乾燥からお肌を守ってくれ、潤いを与えてくれます。
アルコール、パラベン、香料、着色料、鉱物油は一切使っていません。
冬の乾燥が気になる部分に重ね付けしたり、乾いたなぁと思ったらすぐに塗っています。
口コミ引用元:@コスメ
2-2. 肌をうるおす保湿クリーム
たっぷりセラミド・エモリエント成分配合!コクのある濃厚クリーム
価格:¥1,600(税抜)
内容量:50g
無添加処方:アルコール、パラベン、香料、着色料、鉱物油不使用
セラミド:セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6II
敏感肌でも使用できる角質層のうるおいをしっかりと守る、コクのある濃厚なクリーム。
角質層に浸透しながら肌表面を保護し、うるおいを持続させるシア脂を配合。皮脂膜の働きを補い、ハリのあるやわらかな肌に整えます。
冬は乳液だけでは乾燥が気になりクリームを追加しようとセラミド入りに惹かれて購入しました。
こっくり重みのあるテクスチャーですがなじませるとベタつきは気にならずしっかり保湿してくれます。
乾燥で拭き取り化粧水を使用した時に肌にしみたり、乳液だけでのツッパリ感がなくなりました。
保湿以外の効果は感じませんが求めていた保湿がしっかりされるので満足しています。
口コミ引用元:@コスメ
2-3. ヒフミド エッセンス クリーム
肌の奥からふっくらと弾むようなハリのある肌へ導くクリーム
価格:¥6,000 (税抜)
内容量:40g
無添加処方:アルコール・パラベン不使用
セラミド:セラミド1、セラミド2、セラミド3
すこやかな肌を保つために、3種類のヒト型セラミドを配合したクリーム。
与えたうるおいを 逃がさず、肌の奥から弾むようなふっくらとした 肌へ導きます。肌にしっかりうるおいを閉じ込めることで外からの刺激に負けない肌に仕上げます。
近くに置いていないので通販でしか買えないのと、お値段がするので代用品に変えるかはまだわかりませんが使用感が好きです。
お肌が調子が悪い時に頼れるクリームです。
また、製薬会社が作っているので少なからず安心感があって良いです。
口コミ引用元:@コスメ
2-4. ハウス オブ ローゼ パワーサージ ジェル DX
ヒト型セラミド7種類配合の贅沢処方!もっちりクリーム
価格:¥4,500 (税抜)
内容量:35g
無添加処方:無香料(天然精油の香り)・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリー
セラミド:セラミド<1.2.3.3A.3B.6II.9>
肌に存在しているセラミドと同質の7種類のセラミドをバランスよく配合したジェル状美容液クリーム。乾燥などを防ぐバリア機能を整えて、みずみずしく弾むような素肌を保ちます。
日本で売られている化粧品類の中で一番セラミド含有種類が多い、と店員さんにオススメされ購入しました。
つけ心地はしっとりで肌になじみます。
冬の乾燥時期に頼りになってくれそうです。
口コミ引用元:@コスメ
2-5. あきゅらいず 秀くりーむ
化粧水・乳液・美容液がこれ1本!セラミドオールインワンクリーム
価格:¥3,410 (税抜)
内容量:50g
無添加処方:アルコール・パラベン不使用
セラミド:セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP
保湿成分の「草根木皮たまり」のほか、セラミド、コラーゲンなどが保湿をしっかりサポート。
みずみずしいジェルのような質感で、しっかり潤うのにベタつかず、しっとりさらりとした新触感の使用感です。
忙しい人におすすめしたいアイテムです。
1本で完結するし、乾燥が気になるなら重ね漬けかオイルを馴染ませるなどしたらOK。
クリームもかなり軽いので、はじめは物足りなさを感じますが、次第にこれ1本でOKになりました。
化粧水+美容液+クリームが集約されて月4,000円弱ならお買い得の部類だと思う。
口コミ引用元:@コスメ
3. 保湿クリームの効果的な使い方
敏感肌におすすめの厳選クリームをご紹介しましたので、次はお肌に良いクリームをもっともっと効果的に使用できる!効果的な使い方についてご紹介します。
また、乳液をつけてからクリームを使用しているW使いをされている方もいますが、基本的には乳液かクリームどちらかの使用で十分です。
冬場など肌の乾燥で、乳液では物足りない場合は、クリームを重ねて使うのではなく、クリームに切り替えをしましょう!
3-1. 化粧水を浸透させたらすぐクリームを塗る
まず洗顔後の肌に化粧水をしっかりと浸透させてからクリームを塗りましょう。
浸透しきっていない状態でクリームをつけても、それぞれの効果が半減してしまうので、必ず化粧水を浸透させてきってから塗りましょう。
化粧水の後時間を空けてクリームを塗るのはNG
夏場の季節に多いのが、お風呂上がり暑いからといって、化粧水をつけて少し時間がたってからクリームをのせる人がいます。しかし、せっかく化粧水をつけたのに、時間を置いてしまってはどんどんお肌に浸透させた化粧水が蒸発してしまいます。
化粧水を浸透させてからすぐにクリームをのせましょう。
3-2. 皮脂分泌が少ない目元・口元・ほほはたっぷり塗る
特に乾燥しやすい目元・口元以外に、敏感肌の方はほほなども乾燥しがちなので、乾燥しているなと感じる部分にはケチらず、クリームをたっぷり塗りましょう。
顔全体にまんべんなく塗るのはNG
鼻やおでこなど皮脂分泌が多い箇所にも目元や口元など同じ量をつけてしまうと、テカリなどの原因になったり、メイクがヨレやすくなってしまうこともありますので、皮脂が多く出る箇所には少量をなじませましょう。
3-3. クリームは肌にのせた後しっかりとなじませる
クリームを肌塗った後、それで終わりではなく、しっかりと肌になじませるのがポイントです。
多くの女性はクリームを肌にべたっと塗って終わりということが多いですが、しっかりと肌に浸透させるイメージで行うと良いでしょう。
マッサージをしながらグイグイはNG
エイジングケアを気にされている方に特に多いのが、リンパマッサージなどをかねたマッサージをクリームを塗る際に行うことです。
グイグイ行うマッサージは、敏感肌にとって摩擦などの刺激を与えしまうため、非常に負担になりますので、絶対にやめましょう。
3-4. 浸透させるのはハンドプレスでじんわり行う
クリームを肌に浸透させる際は、両手で顔をぎゅっと包み込むイメージでハンドプレスして浸透させます。
力は入れすぎず、手の体温でクリームを肌の奥へ入れ込むように行いましょう。
パンパン叩いて浸透させるのはNG
浸透させるというと、パンパン肌を叩くパッティングをする方がいますが、敏感肌にとっては、これも非常に刺激になりますので、絶対にやめましょう。
4. まとめ
敏感肌である筆者自身がリサーチを行い、実際に自分でも使用しているクリームまたは、使ってみたいクリームをご紹介しています。
敏感肌で肌に合う、使用できるクリームがなかなかない自身の経験から、敏感肌の方でも簡単に肌にクリームを探すことができるようにご紹介しています。
少しでも敏感肌の肌状態が良くなり、肌悩みが軽減するように、厳選したクリームをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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